個人的おすすめ書籍集

緊急事態宣言が早1ヶ月が経過し、引きこもりという名の読書月となったので、私的にお勧めできる本をここで紹介したいと思う。

① 伝え方が9割

自分がプレゼンテーションをする際の勝手に気をつけているポイント、すなわち同じフレーズをリーピートすることがここでも書かれてあった。同じフレーズを「繰り返す」ことは日常的な会話でも、人前に出る時もインパクトがあると勝手に思っていたため、ある意味それが証明(?)された内容になったと思う。

個人的には「AではなくB」(Bが結論=言いたいこと、AはBの逆)は日々頭の中に意識しておけば、より自分のやりたいことを部長に通せるようになるのではないかと密かに野心を抱いている。あまりネタバレをするとよくないが、「自分の企画を実行する上で上の承認を得たい」と考えている人向けないのではないだろうか。書面上の決済ならまた別だが...。

ちなみに管理職がこの本を読んでいる可能性もあるので、自分の要求を通す際は十分注意しよう。

※同じフレーズを繰り返すようになったきっかけは、橋下徹元大阪市長の演説を分析したことに由来する。

この書籍については芸人youtuber中田敦彦が解説しているので、本を読むよりこちらの方がわかりやすいかも(後編もあるよ)


② ニュータイプの時代

正直、めちゃくちゃ「ビジネス」というものが嫌いな自分は、今まで自分の経験値と上司から教えてもらったやり方のみで仕事に勤しんできた。当然、ビジネスにおける新しい考え方、思考などに関しては全く興味を示さなかった(余裕がなかった)。

という自分でも(嫌いや)弊社のコンサルタントに勧められた手に取ったのがこの書籍である。自分はおそらくこの本で言う「オールドタイプ(要は古い人間)」である。筆者曰く、オールドタイプはこれからの世界でその人自身が持つ価値自体が希薄化すると指摘している。目的至上主義の自分であるが、仕事に目的をもつと同時に、その仕事に「意味」をどのように与えるかが今の課題であると思う。

当たり前であるが時代の流れとともに人の持つ「価値」の基準が変化してきており、その価値観の変化が何であるかを希求している一冊。正直消化不良なのでもう1回読みたいところ


③失敗の本質

旧日本軍の失政を例に、日本方組織の失敗を指摘した一冊。この中で言えるのは「前例至上主義」は現状維持をもたらし、変化することなく衰退することを指摘していることである。上記の『ニュータイプの時代』にあるように、時代によって物事、価値観は変化していくモノで、過去の時代に成功を収めた「前例」は、場合によっては新しい時代では「失政」にもなる。前は〇〇で乗り切ったから、今回も○○で乗り切れるというわけではない。

とはいえ過去の経験も少なからず重要であり、自分・組織の経験をどううまく「変化」「活用」するかの見極めが難しい。

個人的には日本軍の歴史も知ることができるため、組織論本としてではなく一般教養本としてもおすすめ。


どうでも良いが、最近自粛疲れのせいか、本の内容がスッと頭の中に入ってこないのが悩みどころ・・・

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