初心忘るべからず

久しぶりの実家で、「自分の仕事を整理する時間」というものがようやく取れそうなので、ここに記しておく。

実家に帰ると「温かいご飯」「何気ない会話」があるが、一人暮らしandテレワークが長引くと、それがどんなにありがたいことか身に染みる。家族4人揃うのもいつぶりだろうか..そして、家族で会えるのはあと何回なのだろうかとふとおもってしまった(いきなり重い)

閑話休題。

自分は自分で言うのもなんだが「かなり運が悪い人間」である。

「いや、自分でそんなこと言ってるからやろ」

というツッコミがあればぐうの音もでないのだが、何をどう考えても結構運が悪い(最後はなんとかなるし、なんとかするのだが)タイプだ。


だが、仕事のミスなどは「巡り合わせが悪かった」「運が悪かった」という不可抗力だけでは片付けてはらない。

では、どういうときに自分の仕事のミスが多いのかと言うと

「うまくいっている時」なのである。そして、「何回も確認したし大丈夫だろう」という時でもある。

「自分仕事めちゃくちゃできるやん」と思っていると、大体こうなる(油断しているだけじゃねと言われたら、これもぐうの音も出ないのだが、自分の人生経験上この経験は結構積み重ねているので、わかっているつもりである。ただ、それでも起こりうることが起きてしまう)。

ただ、要因分析をすると大体こういう時は

「自分個人しか見れてない」(自分仕事できるくねって思っている時点で、そりゃそうだなのである)

ので、足元がすくわれがちだ。そう言う時は大体、組織の動き・周りの仕事量・危険信号へのアンテナや感度が低くなる。


※自分の場合、元々自己肯定感が低い人間なので、うまくいっている時こそ、「自分にびっくり」みたいな感じで、油断しているのかもしれない。。いや、油断しているつもりはいないのだけど..

故に、それは自分なりに「気をつけているつもりでも」、自分本位への評価しかしていないが故に、どうしても見落としてしまうのである。もっとまわりにアンテナ貼っておけば防げたミスなどは多々ある。

そして、これは「仕事」だけでなく「プライベート」でも言えることである。自分なりにはうまくいっているつもりでも、普通に落とし穴があったりして、他人からそれを指摘されて気づく、気づかされる時など多々ある。

だからこそ、自分はうまくいっている時だからこそ、

「まわりへの感謝」

「自分が支えられていること」

「相手を無碍に扱わない」(当たり前だけど)は忘れてはならないと思う。

心の持ちようだけで、もちろん全てが解決するわけではないが、その気持ちを失わないだけで、自分なりのアンテナ受信度が高まる。

前にも書いたが、仕事やプライベートの根幹は「感謝」「謙虚」「思いやり」が前提であって、その上に「テクニック」「技術」などがついてくるのある。

うまくいっているときだからこそ、「感謝」「謙虚」「思いやり」という「初心」を忘れてしまうのは、どこか足元をすくわれる隙をつくってしまう。

「感謝は人の心を開き、運命を開く」(本田健:作家)と言う言葉あるように、相手を無碍に扱わず、感謝を言葉にすることで、また人は一歩前に進める「エネルギー」を与えられるし、与えることもある。

大事なことだけど、意外に見落としがちなこと。それを家族との会話で「これって当たり前じゃないんだよな〜」と思わされた1日でした。


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