夢小説が楽しい日記~書き手としての私編~

この記事は、私が個人的に夢小説をこうやって楽しんでいますよという日記です。主に、既に夢をやってる方に「うんうん、そういう楽しみ方があるよね~」とか、夢って楽しそうで気になるけどちょっと恥ずかしいかも……という方に「夢って自由に楽しんでいいんだ!」と思ってもらうために書きました。

今回は、~書き手としての私の楽しみ方編~としました。書き手の私と読み手の私で、結構スタンスが違うので、切り分けた方が説明しやすいかと思って。

夢小説の定義の話はここではしませんが、私は夢小説を書いています。中でも主に、恋愛、男女、成年と未成年、女装、死体埋め、SF、ほのぼの、爽やか、原作世界観の拡張・深掘り、ポエムなどをやっています。夢小説というくくりは、フォーマットの話なので、内容は何でも書けて楽しいです。そのときに行きたい場所に登場人物を行かせる紀行文や、創作童話の作中作、本当にいろいろです。

私の夢主は、ゲームジャンルだと、プレイヤーであったり(審神者とかプロデューサーとか)、そうじゃなかったり(同級生とか通行人とか)します。私は基本的に、夢主=読み手になりうる人、というスタンスなので、見た目の描写、人格形成にいたったその人の歴史の話をしないことにしています。性格はあるので、無個性夢主とも違うような気がしますが。なので、お話が書き上がった段階では登場人物が欠けていて、誰か(あなた)が読むことで、初めて完成する小説です。

こう言うと、登場人物に魅力がなさそうで面白くなさそう、と思うかもしれませんが、書くのはとっても楽しいです。内面だけの描写なので、この人たちはどうやって思いを交わすに至ったんだろう?ということにしっかりと重点が置けます。どういう見た目であっても、既存キャラクターと思いを交わせるというのが書けるというのは、すごく魅力的なジャンルだな~と思います。そして私は、短編小説をたくさん書くタイプで、お話ごとに設定(同級生とか妹とか)が変わるので、一人の既存キャラクターに対してたくさんの人格で接することができてとても楽しいです。キャラクターの相関図のすべてになれそうなくらいのアバターがあります。また、シリーズものも書くので、初対面から徐々に関係性が変わっていくのを作者として追いかけていくのも楽しいです。登場人物の関係性は変わっていきますが、やっぱり見た目も中身も描写が最低限なので、語られない部分も多々ありますが、各自想像で埋めてもらうのを楽しんでもらったらと思います。原作世界から想像して、こういう人がいたらいいなとか、こういう人が住んでいるかも、という夢主を書くこともあります。

私は、「夢主」はあなたとして読んでもらってもよいと思っているし、夢主という一人の登場人物として読んでもらってもよいと思っています。私のことは一切気にせず、お好きに読んでほしいです。

夢小説というと、作者の願望が表れているとか言う方もいらっしゃいますが、あんまりお話の向こうの作者のことは気にしないでほしい派です、私は。書いてないことは読者に委ねているということだし。アバターでも本人でも創作人格でもいいのですが、お話の導線に乗ってもらいつつも、むしろ積極的にお話に参加してくれたらいいな~と思っています。

そういうわけで、夢小説を楽しんでいますという日記でした。

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