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Raspberry Pi 3 model B を入手しました!

本記事で使用しましたRaspberry Pi 3 model Bは工事設計認証(いわゆる技適)を取得している製品ではありません。
工事設計認証を取得したRaspberry Pi 3 model Bにつきましてはアールエスコンポーネンツ株式会社様、または代理店様にて発売予定です。

出典- http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi

Raspberry Pi 3 model BをGet!

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UK(United Kingdom)の通販サイトにてRasPi3(Raspberry Pi 3 model B)を発注してから1週間・・・やっと入手できました。
現在(2016年3月10日)、販売されているRasPi3はElement版のようです。

RasPi3はWiFiとBluetoothを搭載しているため日本の電波法を遵守する必要があります。

電波法 http://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/72001000001.html

日本国内でWiFiやBluetoothを使用する製品は必ず総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を受けています。
海外だとFCC(米国連邦通信委員会が発行する許認可)が有名です。

入手したRasPi3には工事設計認証がない?!

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基板上を確認したところFCC、IC(Industry Canada)の記載はありましたが、工事設計認証の記載はありませんでした。
残念ながらこのRasPi3は日本国内での通常環境での利用はできません。

FCCの情報については以下のサイトで確認することが可能です。

FCC ID: 2ABC8-RPI32 https://fccid.io/2ABCB-RPI32

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上記のような〒マークに丸と電波のギザギザがついたマークと技術基準適合証明又は工事設計認証が記載されていれば日本国内で安心して使用できます。

技術基準適合証明と工事設計認証の違いは以下のテレコムエンジニアリングセンター ホームページをご覧頂ければと思います。
無線設備の技術基準適合証明及び工事設計認証(はじめての方へ) https://www.telec.or.jp/services/tech/index.html

技術基準適合証明又は工事設計認証を取得している機器について、詳細な情報については総務省のホームページにて確認することが出来ます。
技術基準適合証明等を受けた機器の検索 http://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=js01

どうしてもRasPi3を動かしたい場合は?

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技術基準適合証明又は工事設計認証を取得していない製品の動作確認を行う場合、電波暗室又はシールドルーム等が必要です。

DMM.make AKIBAにはシールドルームがありますのでこの中で動作確認を行って行きたいと思います。
シールドルーム https://akiba.dmm-make.com/about/machinesDetail/113

DMM.makeでは施設見学ツアーを行っておりますのでシールドルーム以外にも各種測定機器等ご見学いただけます。
施設見学ツアー https://akiba.dmm-make.com/about/easyReserve/2

会員費用等につきましては会員登録ページをご覧頂ければと思います。
会員登録 https://akiba.dmm-make.com/entries/selectPlan

この記事は

この記事は 2016/03/10 に ものづくりログ へ投稿した記事をnoteへ転記しました。