尊敬する人からなりたい自分を考える

これまでの人生で影響を受けた人は?と言われて、私には3人思い当たる人がいる。
高校時代の副担任、大学ゼミの恩師、昨年度までの上司の3人である。今回は、何故その3人を尊敬しているのか、その3人から何を倣って生きていけばいいのかを考えてみる。

高校時代の副担任

高校時代の副担任は、数学の先生で、過去に重い病気を患った経験もある方だった。独特なゆったりとした喋り方が特徴的で常に温厚、いつも笑顔で居るので生徒から「神様」とも呼ばれているような先生だった。
高3の時に国立大の受験を全落ちし、暗い表情で受験結果の報告をした自分に対し、励ましの言葉とともに「私はあなたがこの先成功する事を確信しています。」という言葉をもらった。何の根拠もない言葉だけれども当時の自分には何故か強く心に刺さり、それから先の人生の選択でも背中を押してもらえてるし、先生の言葉を現実にしてみせるという熱が湧いてくる。

大学ゼミの恩師

大学ゼミの恩師は一言でいうと、自由な人だ。元々、広告代理店の営業マンを10年以上経験した中で、「デザインに向かってビジネスは流れる」という感覚を得て学者の道に転身した方だった。
民間での経験が長いこともあって、学問としての目の付け所が面白く、「新しい世界を教えてくれる」というワクワクした気持ちを常に感じていた。ゼミのカリキュラムも自由度が高くどちらかというと緩い空気感もあったが、先生の知的好奇心からくる偶に感じる鋭さがとても印象的で、憧れの人だった。
卒業する前にもらった以下の言葉も、先生のこれまでの人生が凝縮されているようで忘れられない。

謙虚でいること。
謙虚でいると頭が下がり重心が低くなる。重心が低くなると膝が緩む。膝が緩むと今度は高く飛び上がる力が湧いてくる。

昨年度までの上司

昨年度までの上司は、「知的好奇心と革新の人」
という感じ。大規模な顧客のマネージャーをしながらも、顧客のビジネスに対する純粋な興味を誰よりも持っている人で、自分の興味関心を突き詰めた先に結果を出していると感じさせるような方だった。プロパー社員として長く働きつつも、社外コミュニティの参加、社内コミュニティ、副業などの越境学習を通して、枠にハマらないキャリアを形成しているところに憧れを持った。
個として独自性や価値を持っていることが営業部隊として大切という話もしっくりきていた。

なりたい自分

3人の恩師から考える自分のなりたい像として、
以下の3つの価値観は大前提として大切にしたい。

・柔和な性格で他者を慮るが、内に鋭さを持つ
・好奇心を基に学ぶ姿勢を忘れない
・ビジネス・生活問わず新たな挑戦・行動をする

抽象度が高いので3つの価値観に自分の興味関心や現実問題もエッセンスとして加えて具体的に出来ると良いのかなと。
今日は疲れたのでここまで。

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