4. 現在の職場の好きなところ・苦手なところ(INTJ)

前回「3. 現在の仕事の向き不向き(INTJ)」の文章で、
自分の今の仕事内容について考えてみたので、
今回は環境面である職場についての、好きなところ・苦手なところを考えてみたい。

今の職場:
ITの会社で従業員規模は1万人くらい、ネット用語で言うと、
JTC(Japanese Traditional Company)と呼ばれるような割と歴史も長い会社ではある。人事評価・教育の制度もある程度整っていて働きやすい会社ではあるものの、硬直的で旧体質な感じもする。

職場の好きなところ:

①自由な働き方
IT企業ということもあり、テレワーク・スライドワークは勿論、有給も取りやすいので働きやすい。サボってる人もいるのかもしれないが、営業職で成果は求められるので、頑張るところのオンオフはつけやすい。

②給与面
給与は、新卒2年目で額面年収500万円は大きく上回るくらいなので特段不満はない。賞与も業績比例で還元する意向も会社として大きく、業績の分だけ貰えているイメージ。

③適度な裁量
部署によって結構違いはあるが、3年目でも数億規模の目標数字を持って、
積極的な営業活動が求められるため、成長実感がある。
ただ上司フォローの元でないと、まだまだ提案にあたって不足する部分が多いので孤立してしまうとかなり難しいという面もある。

職場の苦手なところ:

①トップダウンな組織構造
冒頭に記載したJTCという表現の通り、旧体質。
営業部署は特に全社→事業部→部格→チームと目標数字が落ちてくるので、
基本トップダウンの指示に従うのみ。
部長層は、社内政治・根回しの上手な方がなっているイメージで、
部署単位の自発的な組織改善の動きは見られない。
それは若手目線で実際は部長も色々やっていると言われるとそうなのかもしれないが、納得感は低く部長層で若手が憧れられる人はいない。


②体育会気質
体育会気質な部分もあり、営業としてのソフト面がかなり重視される。
新卒一年目は、飲み会の設定や部長への挨拶を叩き込まれ、必要なことなんだと言い聞かせていた。
表現が難しいが、上司全員が「何も分かってないけど元気・フレッシュな若手」を部署で育てていくみたいな育成のモデルイメージを持っているような気がして、曲がった性格の自分は「新卒一年目は馬鹿なふりして上司の振る舞ってほしい若手像に合わせるしかないんだ」みたいな気持ちで毎日過ごしていた気がする。できる限り出社をして、「社内ネットワークを広げる」「上司を立てる」みたいなことを意識していたら少しずつ評価をされるようになっていったが本当にこれが正しいのかという疑問を持っていた。

まとめ

纏まりのない文章を書いてしまったが、
JTCの給与・安定感、新人を大切に育ててもらえる環境は大学卒業して早々の新社会人にはかなりありがたい環境とは思っているし就職したことに後悔はない。
一方で、最近の若手は自分と同じような違和感を抱えている人も多い気がする。「Z世代は打たれ弱いからだ」という声もあるが、最近の若手の働き方への意識変化は企業活動における外部環境の変化を表しているとも思う。
つまりZ世代の感じている違和感を無視・放置していると、企業として向かうべき先を間違える可能性がある気がしている。25~35歳の層がごっそり抜けていくような会社は注意したほうが良いのかもしれない。

不満を色々と書いたが、若手層もJTCのマイナス面に目を向けて文句を言う前に、組織がどうなると良いのかをイメージし、どうすれば組織に変化を与えられるのかを考えないといけないと思う。
「会社に与えてもらっていること」と「自分から会社・社会に与えたいこと・与えなければならないこと」を意識して仕事をしていきたい。

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