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 VCJ直前! Crazy Raccoonの強さについて解説

こんにちは、ライターのわたです。

1/28〜2/20にかけて行われたVALORANT Challengers Japan 2023 Split 1(VCJ)ですがいよいよ大詰め、3/19にファイナルが行われます。
決勝カードはFennel vs Crazy Raccoonになりました。

どちらが勝つかわからない戦いですが今回はCRの強さについて、それについてfennel側がどう対策していくのかについて解説していきたいと思います!(今回記事を書くのが初めてのため誤字脱字や拙い部分があると思いますが温かい目で見てね( ;  ; ))


Crazy Raccoonの強さ〜個×チームの強さ〜


やはりvalorantは撃ち合いが基本となるゲームです。フィジカルの強さ、それを安定して出すことはプロ選手に最も求められることの1つでしょう。
CRは各選手ロールをしっかり固定していて自らの動きやすいエージェントで安定した成績を出せています。非常にバランスの取れたチームであると言えるでしょう。去年と違い、日本語が流暢なmedusa選手が加わったことでCRが長年課題として残っていた言語の壁を超えれているのもチームとしての強さを上げていると思います。

Meiy選手はデュエリストとしてFBを取る動きのうまさはもちろんのこと、エントリー役、タンクとしての動きにも非常に長けています。オペレーターやjettウルト、ネオンウルトでも非常に安定したキルを期待できるプレイヤーと言えます。元Fortnite出身からくるエイムはかなりのキレがあります。

popogachi選手はなんと言ってもソーヴァ職人。ショックボルトでのkillがかなり目立ちます。popogachi選手のショックボルトは使うタイミングのうまさにあるなと勝手に分析しています。相手のリテイクのタイミング、設置のタイミングなどを的確に狙っているためショックボルトが刺さりやすい印象です。
またpopogachi選手はFD(ファーストデス)、マッチトータルでのデス少ないデータが出ています。(play offでは2回しか K/Dを割っていない)popogachi選手の使うイニシエーターのデス少ないことで情報の取れる量の多さやリテイクのしやすさなどチームとしての動きをやりやすくします。そういった献身的なプレーがチームとしての強さをより一層高めています。

neth選手はIGLかつ非常にフレキシブルな選手としてチームを牽引しています。彼のIGLがどれだけ強いかは彼のアシストの多さがそれを物語っています。肝心なところでのキルやクラッチによる貢献度はかなり高いと言えます。レイズではK/D1.62を記録しており国内最強レイズは彼であると言う声も高いでしょう。

makiba選手はZETAから移籍してきたコントローラーメインの選手です。
makiba選手はコントローラーとして全てに関してうまい、強い、えらいの三拍子揃った選手と言えます。スモークのタイミング、撃ち合いの強さが常に安定している、そんな選手です。makiba、popogachi選手が落ちないことで相手にリズム良く攻めさせない、攻めさせたとしてもうまくリテイクに向け動くことができているなと感じます。

最後はmedusa選手。主にセンチネルをプレーしますがかなりアグレッシブに動く選手です。攻めではセンチネルなのにFDを取る動き、積極的に前に出る動きをして前目でエリアをキープして最終的に攻めるとこを決めていく、そういったアグレッシブmedusa選手のプレーがCRの特徴にもなっています。

教科書にのっとらない大胆な動き

1mapも落とさない強みとはなんなのか、自分なりに考えてみました。
CRの得意mapヘイブン。特に攻めは全体1位の取得率を誇ります。
基本的にCRの構成は現環境のメタ構成です。戦術に必ずお手本がいます。(今のヘイブンCラッシュのお手本はDRX)ヘイブンは現環境コントローラー以外の構成は固まっているmapですがCRが最もpickしているmapになります。決勝でもFennelがBANしなければほぼ必ずpickしてくるでしょう。
構成が固まっているとなると構成差での勝敗はないと言うことになります。その中でもCRがどのようにしてここまでヘイブンを勝ってきているのか、キープレイヤーがいます。medusa選手です。

CRの基本の攻め配置

画像のようにmedusa選手がmidコントロールをするシーンが多いです。
キルジョイの基本セットアップであるmidにアラームボット、ガレージとCサイトへの入りを見れるような配置を行う→medusa選手がナノスワームでmidのアラームボットを破壊→相手がBに対して人数やスキルを吐くところで本陣がA or Cに入る→medusa選手のラーク
といった構造になっています。

重要なのはmedusa選手が時間をうまく管理しているという点にあります。medusa選手がmidコントロールをするのは事前にどのチームもわかっているでしょう。
しかしながらmidに人数、スキルを割いてしまうとその分他のサイトに人数が少ないこと、一度midを取れたとしてもkillが取れないとエリアの保持がディフェンダーだと難しいことが挙げられます。
また、キルジョイとブリーチはスキルを置いている場所やスキルを吐く位置から場所が容易に想像できるため相手の配置を読みやすくCRはその情報をもとにmedusa選手のラークのタイミングや本陣のエントリーを行なっています。
決勝ではラークのmedusa選手にどのような対策を行うのかが鍵となるでしょう。

~アルティメットを使った理詰め〜
CRの強さ、それは各々のスキルの使うタイミングが合わさっている、連携面での強さが挙げられます。

CRのCラッシュ、medusa選手がラークを担当

SG側はブリーチウルトを想定しサイトを開けていましたが使わずにエントリー
この時点でキルジョイのmedusa選手のラークをSG vici選手がガレージから見ています。

設置後CRはCサイトを開けウルトの上がったソーヴァ(popogachi)、ブリーチ(neth)がCメインに、ジェット(meiy)がmedusa選手のいるガレージ前へ向かいます。オーメン(makiba)がディフェンダースポーン側へウルトで飛ぶ。

この時点でCメイン、ディフェンダースポーン側、サイト中、ガレージ前を取られている状態。SG側のリテイクはCメインを詰めるジェット、ブリーチ、オーメン、ガレージ警戒のキルジョイ、スポーン警戒のソーヴァとかなりバラバラなリテイクが始まります。

写真はSGがリテイクを始めた頃、Vici選手がmedusa選手ラーク警戒でガレージに留まるがその奥からmeiy選手がやってくる


medusa選手がガレージ中へ侵入するもキルジョイが警戒済、落とされますが少し遅れてジェットのmeiy選手がガレージ中へ、ブリーチのウルトの援護もあり2kill取ることに成功します。

Cメイン側はソーヴァウルトによる解除遅延などを行い最終的にSGがkillを取るもののガレージからサイトに入ったmeiy選手とスポーン側に飛んだmakiba選手がサイトを守りラウンド取得。
アルティメットを上手く活用しkillトレードというよりスキル、エリア管理により勝利できたラウンドと言えます。


最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます!
なんかほんとはめちゃくちゃデータとか出すつもりでいたんですけど全然調べ切れませんでした、、決勝戦はめちゃくちゃデータとか出して解説し切れるだけするので乞うご期待してください、、、。
今日の決勝どっちも応援してます!GL



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