見出し画像

後悔を残さない経営 -60代・70代のマネジメント-

①経営者のピークは60代
培ってきた、経験、人脈、人望、信用力が一番実る時期
しかし60代は病気にもかかる時期
事業承継を考えなければいけない

②コロナで状況は一変
従来のビジネスモデルの崩壊=新しい環境へ適合しなければいけない
先送りにして生きたM&Aの実行に踏み切る経営者が増加

③経営者の債務
企業に関わる全ての人々を守り、幸せにする

④経営者として今やるべきこと
1成長戦略を考える
2経営承継の方向性を考える
3財産承継を考える

⑤経営承継の進め方
社長の経営承継に対する考え方次第で会社の未来は大きく変わる
継いでもらうことを諦める→会社は消滅
誰でもいいから継いでもらう→会社は衰退
戦略的に後継者を選択→会社は成長

会社の未来を決めるのは社長次第

⑥承継者として誰を選ぶべきか
親族→気持ち◎ 整調性△
従業員→気持ち○成長性○
第三者→気持ち△成長性◎

残念ながら息子娘や従業員が、自分よりも経営能力が優っていることはほとんど無い。

⑦第三者承継の方法は大きく2つ
大事にしたいものによって選ぶ相手は違ってくる
・相乗効果を重要視する(短期間での事業拡大を狙う)→相手は事業会社
・会社の独自性維持 (幹部・社員の育成)→相手はファンド

⑧親族や従業員に任せたいのなら
後継者に必要な3種の神器をもたせてあげること
経営能力+カリスマ性+新しいビジネスモデル

息子・娘に継がせるための戦力

1 子会社の経営を任せる
2 親会社とのシナジーを発現させる
3 経営能力+カリスマ性+新しいビジネスモデル
継ぐのに必要なすべてが手に入る

⑨経営承継のまとめ
・経営承継を成長のチャンスと捉え、戦略的に準備しよう
→適切な後継者を選べば成長戦略は必ず実現できる
・大切なのは誰を後継者に選ぶか
→親族・従業員・第三者事業会社・第三者ファンド

⑩財産承継の重要性
未上場企業のオーナー経営者に取って、避けて通れないもの
A 経営承継+ B 財産承継(資産・株式)
Aばかり気にしないこと、相続税を払うのは社長ではなく家族
Bをしっかり検討・共有することで、家族は安心し距離は縮まる

財産承継で大切なのは、承継プランの設計と共有が大切

息子・娘のライフプラン(人生設計)何がしたいか、何が欲しいかの把握と
承継プラン(相続・贈与計画)、誰に、何を渡すかを考える

継ぐ側の気持ちも大事、家族みんなで十分なコミュニケーションを

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?