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自己流!?初心者向け小説執筆のステップ7点
小説を書いてみたいけれど、難しい。どうやって書き始めたら良いのか、
迷って、結局書けない。そんなかたへ、私の実体験をもとに、簡単に
アドバイスをしたいと思います。
ステップは7点。難しく考えずにスタートしてみましょう。
目次
1.言葉を書き出していく
2.流れや展開をだいたい決める
3.仮に章タイトルをつけていく
4.章ごとに本文を書いていく
5.最後まで書き終える
6.題名をつける
7.時間を空け、訂正・変更などをして、完成
1.言葉を書き出していく
これが最初にすること。まだ本文は書きません。
まず、言葉を探して、イメージを作ります。
例えば、今の季節が夏だとしましょう。そしたら、まず、1つ目の言葉に「夏」が出ました。その後は、その「夏」から連想された言葉、例えば「夏休み」や「花火」とか。そうして、ちょっとずつ浮かんでくると思います。
そういった言葉を箇条書きなどにして、どんどんノートやメモなどに書き出していきましょう。そうすると、頭の中にイメージが浮かぶと思います。そのイメージを書いていってください。ブレストの要領です。
例えば、先ほどの「夏」から連想して、「高校生の恋」が浮かべば恋の話を書いてみよう、と決めるのも一つです。
2.流れや展開をだいたい決める
次に、だいたいの流れを決めます。話の展開ですね。どういう風に展開し、話をふくらませていき、終結するか、だいたいでいいので決めておきます。きちんと決めたいかもしれません。
しかし、後で変えづらいため、私の場合、終わり方はきちんと決めないことにしています。
例えば、ハッピーエンドかアンハッピーエンドにするか、くらいの程度で。その方が本文を執筆していく上で面白いんです。
3.仮に章タイトルをつけていく
「仮に」と書きましたが、こちらもほどほどでいいと思います。
章タイトルというのは、例えば、「第1章 出会い」などの章名のこと。
章はいわば流れや展開を表しています。章にタイトルをつけると、
流れが見えてきて、書きやすくなります。
4.章ごとに本文を書いていく
ここから本文を書いていきます。仮に、という感じで。
力まない、がポイントです。
冒頭の部分は迷いますが、とりあえず先ほど浮かんだ言葉から、イメージを形にしていきましょう。「形にする」とは、文章におこすということです。
何から始めても良いと思います。景色やセリフなど、思いついたことから書いてみましょう。あまり深く考えず、書いてみることが大事です。後で変えられるので、浮かんだイメージをどんどん書いていきましょう。
「小説っぽさ」を出していくと良いですよ。何かの小説を参考にして書いても良いと思います。
そこで、気をつけたいのは次の章につなげること。次の章にどういう流れで持っていくか、が難しいのです。いっきに書き上げよう、とかではなく、
少しずつ書いていけばいいと思います。焦りは禁物です。
例えば、第1章までや第2章までなど、難しいけれど、区切って、少しずつ書くようにしましょう。
5.最後まで書き終える
ここが一番のポイントです。つじつまが合わない、話がめちゃくちゃ。
筋がずれてきている、など。いろいろなハプニングが起こりますよね。
でも、最後まで書き上げてください。最後というところまで書けたら、
終わりです。ひとまず完成。ゴールです!お疲れさまでした。
その時、どういう感情になったか、がとても大事なんです!
できたー!という大きい声が出てしまうくらいの感情になったか、それとも、疲れただけ、とか、いろんな感情が出てくると思います。私の場合は達成感でした。充実感、満足感もありました。これっていい!という気持ちになりました。
ただ、長めの話だと本当に疲れるので、最初は短いもので試してみましょう。例えば100~500字くらいのショートショート、おすすめですよ。
6.題名をつける
そして、ここで題名をつけます。一度休んでもかまいませんし、そのまま題名を思うまま書いても問題なし。先に仮につけておく、のもいいです。
題名が浮かばないなら、本文に書いた言葉の中で、印象に残っている言葉をあてはめてみましょう。
違うな、と思ったら、変えてみる。ほどほどの感じで決めていいと思います。
7.時間を空け、訂正・変更などをして、完成
そして、寝かせてみる。1週間でもいいし、1ヶ月でもいい。あまり寝かせすぎると忘れてしまい、これでいいか、とか、恥ずかしくて読めない、なんてことも。
私は1日~1週間くらい離れてみます。すると私の場合、ここ変えたほうがいい!とか、章のタイトルがなんかしっくりこない、とかに気づくんです。そして変更。ズレているところも修正します。
短めだと訂正・変更がほぼない場合もあります。誤字脱字くらいで済むことも。そうして完成、となります。
さいごに
私はこんな感じで、今まで小説を書いてきました。数は少ないのですが。
ただ、読んでもらった感想が嬉しくて、嬉しくて。
私は「いい話」を書いてみたい。という気持ちから、「小説作り」がスタートしました。どんな風に書いたら、いい話になるんだろう?と考えていたり、気になる有名人を登場人物のモデルにしてみたり。とにかく楽しんで書いてきました。書いた小説にこの有名人が合いそう、とか思うと、もう楽しくて、楽しくて。
そんな感じで書いていたので、ほとんど苦じゃなかったんです。
ただ、頭の中にイメージが浮かばない、筆が進まない、うまく書けない、
などは本当に辛いです。でも、書き終えた達成感は私にとってはいいし、
読んでくれたかたの感想が本当に嬉しいんです。
今でもやっぱり楽しいし面白いのですが、思ったのは、書き方って「自由」なんですよ。
好きに書いていいんです。さあ、書きたくなったかた、好きに書いてみましょう。
参考文献:新版・小説を書きたい人の本 成美堂出版
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