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#2 スイッチヒッターは、ピッチャーの利き手の反対の打席に必ず入るべき?

ご覧頂きありがとうございます。お待たせ(??)しました。第2回です。特に何の順に書こう、テーマはどれにしようと決めずに、書きたいなと思ったことを執筆時の勢いに任せて1話完結形式で作る気楽な方針にします。なぜなら、私が今回書いたテーマが必ずしも読者の方によっては興味を掻き立てられるものではないかもしれませんし、#1をご覧になってない方かもしれません。そこで、気軽に飽きた地点で読むのを投げ出して頂いても、#1をご覧になっていなくても、この投稿だけに限らず他の関心のある投稿だけでも独立して楽しんで読んで頂けるよう設計したいと思っていますし、この方針を堅持するつもりです。

さて今回は、タイトルにある通りスイッチヒッターについての話題です。スイッチヒッターは、通常右投手には左打席で、左投手には右打席に立ちます。しかし、必ずしもいつもこうしないといけないのでしょうか?この疑問は数年前から漠然と持ちながら観戦していました。私はヤンキース戦を観戦することが多いのですが、ここ最近のレギュラークラスの選手でスイッチヒッターはヒックスくらいですし、彼はお散歩マシーン(四球を多く選ぶとの意)ですので、そこまで気にしたことはありませんでした。去年、今年と個人的に以前よりも増して野球を見ることのできる時間が増え、勢いのある他チームの試合を観戦できる時間が出来ました。そして、今年はフェルナンド・タティスJrを中心にMLBを盛り上げているパドレスの試合を見ることが増えました。

ここで、勘の良い読者の方ならお気づきになられたかもしれませんが、パドレスの試合を見る時間の増加に比例してジュリクソン・プロファー(背表紙の画像の選手)の打席アプローチを見ることが増えました。(余談ですが、私は書物や記事媒体でこのセリフが出てきた時に晴れて”勘の良い読者”に該当出来たことは一度たりともなく、「何のフリかな??」と毎回思っていたので、自分もいつか一度やってみたいと思っていました。)彼と言えば、個人的にはレンジャーズ時代に球界ナンバーワンの有望株ショートと評されたこと、2017年のWBCでオランダ代表として出場したときのプエルトリコ戦で、殿堂入りロード驀進中のキャッチャーであるヤディアー・モリーナにヒットを塁上で喜んでいる時にうっかり塁を外した隙に、すかさず刺されて"すごい顔"をしていた印象が強いです。その後は、当初の球界有望株ナンバーワンの評価に応えられかというと微妙なものの、万能性を売りにして生き残るプレイヤーに落ち着いた印象が強いです。彼は2018年のレンジャーズで当初評された才能の片鱗を見せる活躍を見せたところで、その年のオフにレイズとアスレチックスとの3者間トレードにおいてアスレチックスに移籍しました。そして2020年パドレスに移籍し、その年のオフに契約破棄条項付での3年約2100万ドルで再契約しました。彼の再契約は内外野を守れる万能性、両打席立てる能力を買われての契約だと理解しています。簡単にプロファーの経歴を紹介したところで、本題に入ろうと思います。

彼に限ったことではないことは承知ですが、今のパドレスがコンテンダー(contend+er→意訳で、プレーオフ進出を目指しているチームみたいな意味合いです。)であり、ポジションプレーヤーのレベルが高いので、彼はハイレバレッジ(「ここで打てば男!!!」の期待値が高い場面)の局面で代打として打席に立つことも多いです。その中で、彼の左打席を見ている時にこのタイトルの疑問が私の中で再燃しました。

MLBの直球は、"純粋な"真っ直ぐではないと数々の海を渡った日本人選手に評されるなど、ツーシーム系の直球が投球の主となっています。現在は、ヤンキースの大エースであるゲリット・コールなどツーシームを捨ててフォーシームを主にしたピッチングで大ブレイクした投手もいるので、以前よりもツーシーム派が多数派を占めることはないと思いますが、依然として主な球種の1つであることは間違いないと思います。

そこで、右投手が登板している時にプロファーの左打席を見ていると、フロントドアのツーシーム(内角のボールゾーンからストライクゾーンに変化してくる球)で見逃し三振になっている場面が散見されました。ここで、例えばこの右投手がスライダーも持っている場面なら左打席に入ることは理にかなっている(右打者にはスライダーがフロントドアとなるから。)と思いますが、スライダーを武器としていない投手との対峙なら、ピッチャーの左右の分も考慮した上で、「右打席で入る選択肢もあり」だと思うのです。彼は、データから1打席あたりピッチャーに投げさせる投球数も比較的多い部類の選手であることが示されているので、彼の打席内での価値を最大化する為に右投手に対しても比較的分がありそうなときは、右打席で入ることがあっても、結果が変わって面白いかもしれないのになと思ったりするのです。補足ですが現行のルール的には、打席で1球ごとに打席をチェンジすることも可能です。(とはいうものの、「言うは易く行うは難し」で体の連動性の切り替えを1球ごとに変えることは、MLBの選手という超人的な身体能力の持ち主であっても難しいことは承知で、あくまでも非現実な願望にすぎないのかもしれません。)

最後に、少し視点が逸れますがアメリカの例に加えて、日本の例も紹介したいと思います。現在のMLBでは試合時間短縮の試みから、実質的なワンポイント起用(代表的な例では、左打者1人に対してのみに登板する左殺しのプロと呼ばれる左ピッチャー, オリバー・ペレス,,,等)は禁止され、3人と対峙するもしくはイニング終了まで投げる必要があるとの規則に変わりました。しかし、日本の野球(以下、NPB)に記事執筆時にはこのような規則は存在しないので、NPBではこのワンポイント起用での勝負を見ることが出来ます。

私は巨人ファン(笑)なので、試合をテレビ放送していて時間のある時には見ることがあります。その中で個人的な勘違い、バイアスのかかった妄想、もしくは戦略的な意図であって欲しいのですが、巨人の現在の監督さんが(試合終盤の)ブルペン勝負の場面になると、右打者には右投手、左打者には左投手を機械的に起用されているように感じます。(再度強調しておきますが、きっとデータ的な裏付けや私にはわからない”勝負師としての試合勘”があると思われますので、これは全て単に私の妄想という認識で大丈夫です。)そんなある日、いつものようにブルペン勝負を見ていて、なぜか巨人と対戦している相手チームの立場から見たことがありました。その日は、よっぽど嫌な出来事でもあって心が荒んでいたのでしょう。「もしスイッチヒッターが複数人いたら、機械的に右左のピッチャーを選択させることを阻止すること、準備させるピッチャーの選択肢を悩ませることが出来るのではないか。」このように考えたことがある記憶が微かにあったのも、今回の執筆を後押しさせました。この記事を書くにあたって、日本の野球が好きな友人には「対戦投手が苦手な打席の方に立てれば良い。」,「左打者の中にも左投手の方が対戦成績高い選手がいるので、自分で選べれば最適かもしれない。」と的確な意見を貰いました。

この疑問や議論はもっと早い段階で生じ、より深い次元で議論が行われているのかもしれませんが、現在の私は以上で書いたような疑問を持っています。

今回は、これくらいで締めようと思います。ここまでご覧いただきありがとうございます。第2回なので、前より少しはマシな文章を書けたと信じたいです。以前に引き続いて、質問や扱ってほしいテーマ、内容に関する質問や意見は大歓迎します。

構想段階ですが第3回は、「MLBの用語集」、「MLB界の奇人変人,面白いエピソード集」、「野球を見る上での、より楽しめる豆知識」のいずれかで書こうと思っています。

背表紙の写真は、
https://padres.mlblogs.com/padres-acquire-inf-jurickson-profar-from-oakland-athletics-in-exchange-for-c-austin-allen-51116884a1f4 から引用しました。

それでは!

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