チューリップ賞2021レース回顧
データ分析、調教診断、展開予想からの結論
前走G13番人気4着年明け初戦1番人気想定メイケイエール本命◎。対抗G31番人気4着のテンハッピーローズ。◎⇒〇馬単・ワイド1点。からテンハッピーローズの馬体重-10㎏を見て、対抗〇を上がり最速5戦中4戦のタガノディアーナに変更。
結果、1着同着◎メイケイエール、無印エリザベスタワー、3着×ストゥーティ、4着〇タガノディアーナでハズレ。対抗をテンハッピーローズからタガノディアーナに変更までにしたはよかったが、ハナ差のそれ4(苦笑)。以下各馬について振り返っていく。
1着メイケイエール
前半600m36.3という1600m戦にしてはかなりスローペースで他の馬に囲まれてファイトしてしまった。武豊騎手が必死に抑えようとしても抑えが効かず、残り800mぐらいから致し方なくロングスパートした。最後の200mはさすがに脚が上がったが後続も同様でエリザベスタワーと1着同着となった。メイケイエールはレース回顧にはもってこいの馬で書くことに尽きないが、少なくとも今後はより単距離にシフトしていくか、思い切って逃げることがこの馬の方向性になりそう。陣営もこのレースまでにかなり我慢させることを教え込んだようであるが、このレース内容であった。逆に書くと、このレースぶりで1着に残しているのだから能力はかなり高い。それと他の馬のレベルが低かったということ。桜花賞に進む場合はチューリップ賞組からはこのメイケイエールのみが注目馬となった。この馬の桜花賞までの中間の調教など調整に注目したい。
1着エリザベスタワー
メイケイエールほどではなかったが、この馬も前半少しかかっており、力をロスしている。それでも好位から差し込んで同着1着になった。少し粗削りな部分があり、血統的背景とここ2戦のレース内容から伸びしろが大きいがよくなってくるのは、秋以降かもしれない。今後のレースぶりに注目。
3着ストゥーティ
ハナを切って、スローペースの逃げの展開であったが、上記2頭に屈しての3着。上記2頭は課題がありながらの1着であったのに対し、こちらは展開も恵まれスムーズな競馬での3着。上記2頭とのポテンシャルの差は明らか。クラシックでの活躍は難しいと判断。
4着タガノディアーナ
内容のある4着だったのがタガノディアーナ。前有利傾向のレース展開の中、後方から上がり最速タイでハナ差4着まで差し込んできた。必ず終いの脚はしっかり伸ばし、相手なりに走れるタイプ。権利取りしていれば、桜花賞も展開次第で面白い存在となったが、まだ1勝クラスの馬なので出走が難しくなった。痛恨のハナ差であった。私の馬券的にもタガノディアーナ自身にとっても。。。
11着テンハッピーローズ
フェアリーS4着の内容から、ここでの好走を期待した馬ではあったが-10kgで本調子ではなかったかもしれない。また、前半この馬もかかってしまい、力をロスしている。馬体重減と前半のかかったパワーロスで、最後の直線では完全に伸びを欠いたと考えられる。この辺が修正され、春夏以降の活躍を期待したい。
以上。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?