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2024/4/7(日) 『桜花賞』 予想

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【阪神芝の馬場傾向】〜Bコース2週目(重い芝)〜
土曜メインの阪神牝馬Sは前半3F《35.4秒》というSペースで流れたことで、レースの上がりが《33.5秒》と究極の決め手を要求される競馬になりました。勝ち時計も《1:33.0》でしたし、良好な重い芝を保っています。先行馬の粘り込みも差し馬の台頭も共に見られています。

【レースのPoint】
・阪神JF組と別路線組の力比較
・Hペースにはならない?

穴推奨:④キャットファイト
    ⑪ライトバック
    ⑩セキトバイースト
    ⑥ハワイアンティアレ
    ③イフェイオン
連軸候補:⑨アスコリピチェーノ
     ②クイーンズウォーク(位置取り鍵)
アタマ狙い:⑱チェルヴィニア

<キャットファイト>
3走前の阪神JFで4番人気に支持されたにもかかわらず、《1.1秒差・10着》と大敗を喫しました。大野騎手が「大舞台ということもあってレース前にイレ込んで体力を消耗していた」と振り返っていたように、初の関西への長距離輸送と馬群の中で揉まれる競馬になったことが影響した印象でした。それでも、前走のアネモネSで復活の勝利を挙げ一安心。「スピードがあって本来はこういう馬場は得意ではない」というコメントが価値を高めます。実際4走前のアスター賞を《1:33.1》のレコードタイムで勝利しているように、時計勝負は全く問題ありませんし、この内容なら揉まれる競馬にも対応できそうです。
また、上がり33秒台の瞬発力を持っており、直線の長いコースが合っています。陣営の「環境に慣れさせるために1日早く移動して前日にスクーリングをする」という工夫で落ち着いて臨めれば。

<アスコリピチェーノ>
デビューから無傷の3連勝中。ここまで《33.3秒→33.3秒→33.7秒》という上がりをマークしているように、優秀な決め手が持ち味です。前走の阪神JFは初の右回り・直線の急坂・重い芝と多くの課題がありましたが、全く関係ありませんでした。
もちろん今回も最有力候補となりますが、前走と同じく栗東に滞在している点は好感が持てます。黒岩師からは「軽い熱発で帰厩を少し遅らせたが、そこまでベースをつくれていたので影響は軽微。手控えることなく攻められたし、それによく馬も応えてくれた。ひと回りたくましさも出てきた」と4ヶ月の休養による成長がコメントされています。

<チェルヴィニア>
ボンドガールが勝利した伝説の新馬戦で《0.1秒差・2着》とし、2戦目の未勝利戦で後続に《1.0秒差》をつける圧勝。ノーステッキで《1:46.9/33.0秒》という強烈な数字を叩き出しました。1800mの方がベターに思えましたが、前走のアルテミスSではスタートで出遅れても好位から楽々と抜け出しており、マイルでも非常に高いパフォーマンスを発揮しています。
今回はそれ以来の実戦となります。初の右回りと直線の急坂が課題です。重い芝も初めてですが、今の阪神なら全く気になりませんし、こちらも栗東滞在で長距離輸送の負担が軽減されています。G1なのでこれまでとはペースが違うだけに、大外枠のロスをどうカバーできるか。代打ムルザバエフ騎手の手腕に注目です。

【推奨買い目】
3連複:④⑪-⑨②-⑨②⑱⑫⑦④⑪⑩⑥③⑧⑯⑭⑮

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