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青龍「龍ちゃん」と共同生活

ごきげんよう♡
スピリチュアルメッセンジャーのかなこです。
今回は精霊の中でも「青龍の龍ちゃん」とのエピソードをお話いたします!

1、龍ちゃんとの出会い


学生時代に書店に行ったとき、

『龍』

という文字が目に入って、

「ああ、そっか、龍もいるんだ〜」

なんて思って家に帰り、

瞑想中に、

「もし龍がいるなら会いたいな〜」と思ったら、

どーーーーーーーん

と、まさかの目の前に青龍が現れたんです。
そんな簡単に現れちゃうのが、目に見えない世界の常識!

それにしても、すごく厳かな感じ…

「あっ、本当にいるんだ」

ちょっと呑気な私。

すると、青龍が私を背中に乗せてくれて、
…というより、私の足の下にスーッと入ったかと思うと、
そのまま体が浮き上がり、
背中に乗っている状態になっていて、
そのまま天高くどんどん昇っていきました。

ひゃ〜!どこに行くんだろ〜!

そう思っていたら、雲間から1人の人影が見えてきました。
近づいていくと”亡くなった父”だということが分かりびっくり!
こんなところで出会うなんて。

両親は私が4歳ごろに離婚して、母子家庭で育ちました。
父とは離婚後一度も会わずして、
私が小学5年生の頃、
ふと、

「パパはどうしてるんだろう」

と言ったら、

「あんたのパパは死んだよ。結構前に」

と母から聞かされるまで、父の死すら知りませんでした。
突然の告白、ショッキング!

そんな感じだったので、唐突の再会にびっくりしたのです。

涙が溢れてきて、父に抱きつくと、父は背中を撫でてくれました。
父は終始何も喋りませんでしたが、
(霊的な世界の事情で喋れなかったのかもしれないし、
その時は私はまだ故人とテレパシーで会話するスキルを持っていませんでした)
出会えただけで、これまでの胸の支えが取れたようでした。

私が落ち着くと、父は消えていき、
青龍はまた私を乗せて家まで送ってくれました。

「ありがとうございました」

青龍は何も喋らずに一度頷くと、そのまま私を見ている…

帰らないの…?

2、大きさは自由自在の龍ちゃん


当時の私は1Kのアパートに一人暮らしをしていて、
部屋は6畳、
青龍は部屋いっぱいに広がっていて、というよりむしろ、
無理無理、部屋の中に入っているようでした。

「この部屋の中じゃ窮屈そう。
もっと小さくなれたりしないんですか?」

すると、シュルシュルと青龍が小さくなっていき、
大体1mくらいの大きさになっていったのです。

なれるんだ!!

自分で言っておいてなんだけど、びっくりしました。

「あの、青龍ってなんだから、
”龍ちゃん”って呼んで良いですか?」

青龍が頷いた。
そんなこんなで、
なんだか知らないけれど龍ちゃんとの共同生活的なものが始まったのです。
龍ちゃんは好きな時に遊びにきて、好きな時に帰る、そんな感じでした。
だけど1日の大半を一緒に暮らしていました。

3、カレーを食べる龍ちゃん


ある日、私がカレーを作って食べていると、

「それはなんだ」

「これ?カレーっていうんだよ」

「どんなものか食べてみたい」

「えっ!食べれるの!?
っていうか好物はラーメンじゃないの!?」

まさかの”食べてみたい発言”にびっくりすると共に、
龍といえばラーメンの丼ぶりのイメージが強かった私は、
ラーメンを食べるんじゃないんだ!?
というびっくりもあり。

龍にお肉はダメかなと思い、
じゃがいもをスプーンですくい、龍ちゃんの方へ差し出しました。

「どうやって食べるの?」

すると、龍ちゃんはじゃがいもを食べるように、
スーッと通り過ぎていきます。
もちろんじゃがいもが無くなったなんてことはない。

「うまいな」

「えっ、それで食べられたの?」

「エネルギーを食べたんだ」

「へぇ〜」

龍ちゃんの体を通ったじゃがいもを食べてみたら、味が少し薄くなっている!
これがよくいう、
お供え物は味が薄くなるとか、腑抜けた感じになるってやつだと、
その時初めて体感しました。

その後、お寿司やサラダなど、
いろんなものを食べたがったのでその都度食べさせるという、
おかしな展開になっていきました。

4、トイレにまでついてくる龍ちゃん


龍ちゃんはどこにいくにも一緒です。
大学に一緒に行くこともありました。
だから、なんだかいつもいるのが当たり前。

お風呂に入った時は、いつも天使たちと歌を歌ったりしていたけれど、
そこに龍ちゃんも加わるようになりました。
龍ちゃんは歌わず、歌に合わせて体を揺らしたりする感じ。
音楽が好きなようで、気持ち良さそうにしています。

一緒にお風呂に入るのとかはなんとも思わなかった私だけど、
ある日、トイレにも龍ちゃんがついてくる!

「龍ちゃん、精霊に人間のプライベートとかが関係ないのは分かるよ。
分かるけどね、私もトイレは1人がいいよ」

「そういうもんか」

「そういうもんなの」

ということで、それ以降トイレには来なくなりました。
花の大学生のプライベートは微かに守られたのでした。(どんなだ)

精霊には人間のような”恥ずかしい”という感覚はなく、
ただの霊(たましい)同士なので、
プライベートという概念すらないのです。

5、龍神様と精霊の違い


「ねえ、龍ちゃん、
龍ちゃんはうちにいない時には何をしてるの?」

「ん?
そうだな、雨を降らせて土地の浄化を手伝ったり、
時空のパトロールをしたり。
まあ、色々してるな」

「雨の浄化、つい最近も降ったよね」

「あの時も外に出てたぞ」

「そういえばそうだったね!時空のパトロールとか、かっこいいね」

「そういうものか」

「龍ちゃんは龍神様とは違うの?」

「もともと我々”龍”は自然の精霊という大きなくくりの中の一存在に過ぎない。
龍神は精霊の龍の中でも神様として人間に祀られた存在だ。
彼らは神様としての役割があるから、
その分、違う龍が他の役割分担をしているんだ」

「そうなんだ」

「今更だけど、龍ちゃんとこんなにフレンドリーに話していいのかなって思うの」

本当に今更感が漂いますが、龍とは精霊の中でも気高い存在。
霊的な世界の中では、
生きている人間というのは修行中の身なので龍にとっては、
というより、霊的な存在から見れば格下なのです。
人間社会に例えるなら、
社長と新入りのアルバイトくらいの感覚ですかね。(どんだけ)

「かまわない。かなこが好きだからな」

「惚れてまうやろ!!」←当時このフレーズが好きでよく使っていました。

龍ちゃんはとても優しくかっこよくイケメンで素晴らしい精霊です。
そんなことを今、13年ぶりに振り返って改めて思うわけで、
このお話を書いている今は久しぶりに龍ちゃんが私の隣にいて、

「懐かしいな♡」

と喜んでいます。
龍ちゃんからハートがいくつも飛んでいる。
私にすりすりと体を寄せてきてかわいいのです。

最近ずっと龍ちゃんと喋っていなかったから、
ブログに書くということを通して、龍ちゃんとの交流再開といった感じです。

実は精霊たちからしょっちゅう言われます。

「かなこは私たちのことをよく忘れる!」

と。
ごめんなさい、
子育てして母親業をしてるとつい忘れちゃう、
…それも言い訳ですね。

私は龍ちゃんをきっかけに、
その後も様々な精霊たちと出会っていくことになります。
白虎、玄武、朱雀、天狗、白狐、
花や木など植物に宿る精霊、風の精霊、水の精霊、火の精霊、
パワーアニマルetc…
私が出会う彼らは皆、とても優しくあたたかい存在たちなので、
次から次へ、当時は本当に楽しい日々を送らせていただきました。

彼らはそれぞれ地球を愛し、自然を愛し、それらを大切にしてほしいと、
人間にメッセージを伝えたがっています。
その橋渡しをするのも私の役割です。

6、龍ちゃんにはパートナーがいた!?


ある日、龍ちゃんにも家族はいるのかなと思って質問してみました。

「いるぞ」

「えっ!いるの!?」

「初めまして〜♡」

はやっ!

龍ちゃんと同じような見た目なのですが、
それよりもより線が滑らかで優美で、女性性が高い龍なのを感じます。
(精霊などの高次元存在と呼ばれる不思議な存在には、
実は人間のような明確な性別はありません。
ただ、エネルギーの比率が男性性が強いか、女性性が強いかだけ。
それによって私は見え方が変わります)

「もうすぐ子どもが生まれるんだ」

めっちゃ嬉しそうな龍ちゃん。

「うふふ」

パートナーの龍さんが微笑む。

ラブラブじゃん!!

それから1ヶ月経った頃に、

「かなこ、子どもたちを紹介するよ」

龍ちゃんの後ろから元気な2匹の小さい龍たちが出てきました!

「「かなこ!よろしくね!!」」

「わ〜!元気だね!よろしくね!
龍ちゃん、おめでとう!!」

龍ちゃんはとても誇らしげで、
元気に飛び回る子どもたちを見て終始笑顔でした。

7、他の龍に私を紹介してくれる龍ちゃん


龍ちゃんと私は信頼関係を築いているのでフレンドリーになんでも話すけれど、
他の龍とは?というと、そういうわけではありません。
やはり精霊の中でも霊格が高い龍と生きている人間、
礼を尽くしても信頼関係がなければ話していただけないこともあります。
そんな時は龍ちゃんを呼ぶと、

「おっ!久しぶりだな!」
「おお!久しぶり!実はカクカクしかじかでな、かなこは・・・」

実は知り合いだったらしく、
さっきまで厳かだった龍が急にフレンドリーになり、
龍ちゃんが私のことを紹介してくださり、
その後はその龍さんと普通に話していただける、なんてこともよくありました。

私にとって精霊との交流のはじまりは「龍ちゃん」のおかげさまなのです。
それから13年以上経った今でも精霊さんたちが変わらずにあたたかく接してくださること、本当に嬉しくありがたいです。

実は私と精霊との関係というのは特殊です。
精霊と接する多くの方々は精霊と”契約をすること”によって結ばれています。
しかし私は”ともだち”として繋がっています。
なので契約がなくても繋がりが切れないのです。

それは、私が宇宙から地球にくるにあたって選んできた役割や、
今回の地球での転生において精霊とのご縁が何度もあったからではないかなと感じています。

私の師匠からは、
「精霊と世間話をするだけでなく、
地球にやりにきたことを共に行う仲間として動かなくてどうする」

と、ありがたいお言葉をいただき、はっとしたことがあります。

精霊たちからのメッセージも、
個人セッションだけでなく、
ブログでもお伝えできればと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます♡
あなたと精霊さんたちとの楽しいつながりができますように♡

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