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「祭」の女神は僕達に微笑まないのだろうか。③

昨日から組織運営上の課題やそれらの対応策について綴っているのですが、今日は①組織の帰属意識の低下について綴っていきます。

組織の帰属意識の低下

600人のメンバーが在籍し、実働部署が約30個のチームによって分けられています。
横断型のプロジェクトも多数ありますが、運営スタッフ全員が一堂に会する機会は全体ミーティング以外にありません。

その様な組織運営がなさせれる中でコロナの影響により、全体ミーティング及び運営スタッフが実際に顔を合わせる機会は失われてしまいました。

運営スタッフの潜在課題として過去より全体帰属意識の問題は様々に指摘がされており、それらを改善するための実働部署も設置されている中でコロナによる追撃は運営スタッフ内の全体帰属意識に甚大な影響を及ぼすであろうと容易に想像することができます。

その中でどの様な施作を講じ、帰属意識の向上に努めるか。

解くべき課題の本質は、何であるのか。

ソフト面の拡充であるのか、組織の簡略化なのか、はたまた小さな組織を目指すべきなのか。

しかしながら、組織の簡略化を目指し組織の再編を講じることは愚策であり、小さな組織を目指すことも現状からは最適解ではないと判断できます。

その中で、僕達が講じるべき策はソフト面の拡充にフォーカスして課題解決に努めるほかないと仮定できます。

しかしながら、直接的にスタッフが相互に関われていた状態でも帰属意識という課題が存在していたのにどの様に解決を目指すのかという壁が現れます。
そこでゴール設定を帰属意識を高めるという段階ではなく、下方修正して例年と同程度の帰属意識を育むという段階をゴールに定めるのが現実的と考えられます。

そこで考えられる策は、
①オンラインてらこや制度
②Zoomといったクラウドサービスを用いたレクリエーションの考案
③共通項毎のコミュニティを作成する
の3です。

①オンラインてらこや制度
これは、既存2名に対して新規メンバーを2〜4名程のコミュニティを作成して運スタにおける一番最初の居場所として設置します。
その中で、運スタとして活動するにあって必要とされる基礎知識や技術知識を付与することも目的の一つとなっています。
その中で、これまでは新規メンバーが6〜8名で配属されていましたがオンライン実施を鑑みた上で半分程度の人数で配属しコミュニティ自体の親密度の向上を目指していきます。

②Zoomといったクラウドサービスを用いたレクリエーションの考案
Zoomを用いて様々なレクリエーションを考案し、サークルとしての運スタの側面を実感し合うという構想です。
こちらに関しては、全くもっての構想であるために考え得るレクはオンライン演芸大会であったり、オンライン映画鑑賞会と言ったものが想定できます。
こういったクラウドサービスを用いて、運スタとの関係性が疎にならない様に努める事も視野に入れる必要性があると考えています。


③共通項毎のコミュニティを作成する
部署単位のコミュニティだけでは、帰属意識は薄まるばかりです。そのために、学部であったり趣味や出身地といった共通項を基に様々なコミュニティを作成してそのコミュニティ内で積極的に関わっていく体制を築いていきたい。
そうする事で新規メンバーから3年目や代表陣まで全てのスタッフが同一線上で接する機会が生まれ運スタの縦と横の繋がりがマトリクス的に生まれると考えます。

現段階では、上記の3策によって帰属意識の低下を少しでも避ける事ができたらと考えております。
これを読んでくださった方の中に他の案が思いついた方がいらっしゃれば私にアドバイスを頂けると光栄です。

#早稲田祭2020まであと218日

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