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強迫症/強迫性障害

【要約】
強迫性障害とは「辞めたくてもやめられない。考えたくなくても考えてしまう」という脳の病気です。不安障害の仲間として心の問題と考えられてきましたが、依存症などの仲間(報酬系という脳機能の病気)だと考え直されています。
具体的には、醜形恐怖症、溜め込み症(ゴミ屋敷)、抜毛症、皮膚むしり病などです。
薬物治療として、SSRIなどの抗うつ薬をメインに使います。症状がひどい時には、抗精神病薬を追加したり、抗不安薬を頓服的に使うことがあります。
薬物以外での治療法としては、認知行動療法が有効で、その中でも暴露妨害反応法が有効と言われています。また客観的に自分を理解する上でも、疾病教育を中心とした心理教育は重要です。

【参考資料】
強迫性障害の認知行動療法マニュアル
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000113840.pdf

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