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4/23陣営戦(君主同盟VSコミンテルンVS連合国) プレイレポート

はじめに

当会初の陣営戦でした。プレイヤーは以下の通り。
君主同盟:大英帝国・第三帝政フランス・オーストリア=ハンガリー
コミンテルン:ソビエト連邦・中華人民共和国
連合:アメリカ合衆国・日本国
自由外交国:ポルトガル=ブラジル連合王国

プレイ目標は簡潔に陣営の勝利。君主同盟は栄光ある帝国の復権を、コミンテルンは世界革命の成就を、連合は自由の拡大を目指して戦争を戦い抜きました。では、主要な戦役の各国の動きを振り返っていきます。

第二次世界大戦

それぞれ帝政へと回帰した英仏は、オーストリア=ハンガリー(以下オーハン)を交えて君主同盟を結成。栄えある帝国の復権を目指さんとそれぞれ旧領の回収へと乗り出した。フランスはベルギーを吸収し、オーハンはトランシルヴァニア、ユーゴスラビアを吸収。ところが、ここでチェコスロヴァキアがまさかの従属を選びシステム的に併合できず。オーハンは以後、人的資源不足に苦しめられることとなってしまう。
あらかた旧領を取り戻した君主同盟はファシズム国家の排除へと動く。東西から挟み撃ちにされる形になったドイツ・イタリアはなすすべもなく降伏。ここに欧州は各帝国の下へ統一された。
一方アジアでは中国共産党が拡大路線を取り、中国の軍閥を吸収していっていた。そこに突如日本(NPC)が介入。中国共産党は中華民国と共同戦線を張り、北京を奪取。満州方面ではソビエト軍も南下するが、インフラの悪さ故に進撃は停滞し、最終的に中華連合軍により満州は占領された。アメリカ合衆国もこの機を逃さんと対日参戦し、ダウンフォール作戦を実行。見事に日本本土を占領した。大日本帝国はこれにより降伏し、極東アジアは連合とコミンテルンの支配下に。
中華人民共和国はその後即座に中国内戦を開始。対日戦線を戦い抜いた中共軍は精強であり、中華民国など敵ではなかった。

大祖国戦争

旧領を取り戻した君主同盟は、東の共産主義者へと狙いを定める。ヨーロッパに加え東南アジアの資源地帯をも確保している君主同盟の軍隊は世界最高峰てあり、質・量ともにソビエト連邦を圧倒していた。
己の劣勢を悟ったソビエト連邦は前線を放棄しドニエプル川に防衛戦を構築、待ち構える構えを見せた。そして来る1941年9月、遂に戦争の火蓋は落とされた。前線には人民解放軍しかおらず、その人的質量に苦戦しつつも帝国連合軍は東へと順調に進軍。開戦からわずかひと月程度てドニエプル川へと到達した。連合軍は南部の守りが薄いと見るや、ウクライナ方面の突破を目指す。しかし、キエフを初めとした要塞戦を越えられず、クリミア占領には至らなかった。戦線はこれにて膠着するかに思われた。
が、ここでイギリスが持ち前の空軍力を活かして兵站爆撃をを実行。3000機を超える大空軍がソビエトのトラックと線路を焼き尽くしていき、ソビエトプレイヤーは涙で操作が覚束なくなってしまう。数ヶ月もすればトラック・列車ともに備蓄ゼロになり、補給値は堂々の0パーセント。グランダルメを初めとする帝国軍はここぞとばかりに全面攻勢を仕掛ける。結果として中部・南部は後退せざるを得なくなったが、赤軍はそこまで軟弱ではなかった。何と、補給がほとんど無いにも関わらず何故か南部・中部ともに防衛に成功。モスクワ・スターリングラードの失陥は避けられた。
一方、アジア戦線では「資源地帯を抑えてくれ」というソビエトの悲痛な叫びを受け、アメリカ・日本(ここから人入り)が仏領インドシナ、マレー半島の奪取に動く。天下のアメリカ海軍と史実でも1942年半ばまで世界最強を誇った日本海軍の連合艦隊が東シナ海へと展開。イギリス東洋艦隊も出撃するが、流石に制海権を喪失。以後、君主同盟の海軍はビスケー湾の守りを固め始める。また、制海権は失っても流石にランドパワーで圧倒していることもあり、シンガポール・広州は防衛に成功。なんとマレー半島は終戦まで守り切ったようだ。
ヨーロッパではソビエトの甘言により王政化していたポルトガルが連合へ参加。裏切り者を粛清せんとすぐさまグランダルメが急行するが、連合軍はピレネー山脈を利用してイベリア半島を固守。しかし、ここに戦略的価値なしと判断した君主同盟は全軍を再びソビエトへと差し向ける。
一時止んでいた兵站爆撃が再開され、ようやく回復したかに見えたソビエトの補給網が再び燃やし尽くされ、ソビエトは完全に焦土と化した。既にドニエプル川も中部・南部を中心に突破され、クリミア半島も第2次全面攻勢により失陥。赤軍は無事ながらも制空権を取り戻すことは不可能に近く、たとえ防衛戦を再度構築したとしてもソビエト連邦に勝利がないことは明らかであった。大人の都合(時間が押していた)により、ソビエト連邦は降伏を申し入れ、フランス帝国によるモスクワのせ占領を持って投了。勝者は君主同盟となった。

結果:君主同盟の勝利。

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