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2次試験やることチャレンジ②

みなさん、こんにちは。
TBC受験研究会の櫻野 景子です。

先週からのやることチャレンジ、進み具合はいかがでしょうか。
今週は事例問題を解く、復習をすることに加えて、
自分がよくしてしまうミスについて、具体的な対策を考えることを目標にしました。

例えば、設問要求を外してしまうというミスをしたときに、
「あー、またやってしまった。ケアレスミスだ。次は気をつけよう」とただ反省するだけで終わっていませんか。

気をつけようと思うだけでは、余裕のない本試験で、また同じことをしてしまいます。
繰り返すケアレスミスは、ケアレスミスではなく自分のクセになっているのかもしれません。
なぜミスしてしまうのか?原因を考えて具体的な対策に落とし込みましょう。


では、9月17日(日)〜9月23日(土)までのやることチャレンジリストです。

やることチャレンジ

(1)TBC実力演習問題① 事例Ⅰ〜Ⅳ  解答、復習
(2)令和4年 過去問 事例Ⅰ~Ⅳ 解答、復習
(3)ケアレスミスを防ぐ具体策を考える


(1)(2)では、一度解いたことがある演習問題は70分に時間を短縮して解いていきましょう。
演習に出てきた論点は、抽象化ブロックシートを見返しましょう。「演習に出てきた」「過去問に出てきた」という関連性があると暗記した抽象化ブロックシートの内容が忘れにくくなります。
定期的に見返して、キーワードや知識軸を思い出す時間を短くしましょう。


(3)ケアレスミスの代表として、設問要求を外した解答を書いてしまうということがあると思います。
「余計なことを書いてしまった」「聞かれていることを書き漏れた」というミスをしたことがある方は多いのではないでしょうか。


ここからは、私がしていた設問要求を外さないようにする対応策をご紹介します。

  • 設問が書かれているページを問題用紙から切り離し、設問のページを与件文の横に置いて与件文を読む。


なぜ設問要求を外してしまったのか自分なりに振り返ってみたとき、
与件文を読んでいるうちに、最初に読んだ設問を忘れてしまったり、
与件文に引っ張られて設問を勘違いしてしまったりしていることが原因だと考えました。
であれば、設問を確認しながら与件文を読めばいいじゃない、
と考えた対策がこちらです。

令和3年 事例Ⅱ  問題用紙

こちらは私が実際に受験した令和3年の事例Ⅱの問題用紙です。

設問部分のページを切り離し、写真のように与件文の横に置いて読み進めていきました。


こうすることで「この段落の内容は第2問で使える」などと確認しながら、設問要求を整理することができました。
問題用紙をペラペラめくりながら、設問要求を確認する作業も削減でき、作業効率も上がったと実感しました。

余談ですが、普段は与件文に段落番号を付すのですが、本試験で舞い上がっていたのか段落番号を付さずに読み進めていることに後から気づきました。いつも出来ていることが出来なくなる。これが本試験の怖さですね。


  • 設問要求を○で囲む。


設問要求を外してしまった原因に、そもそも設問の読み飛ばしがある場合には、設問の制約条件や要求部分に印をつける、〇で囲むことをおすすめします。

特に、事例Ⅱでは、「〜をする場合に」「〜と〜を明確にして」「〜以外で」など
複数の制約条件、設問要求が書かれていることが多く、これらを抜け漏れなく解答する必要があります。


令和3年 事例Ⅱ 設問メモ


とても細かいことですが、四角で囲むより丸で囲むほうが時短な気がして、私は丸囲み派です。

このようにECRSやサーブリッグ分析の知識を駆使して、ミスに対する具体的な改善策を考え実行してみましょう。


「過去問や演習問題の復習も一通り終わった。設問内容も覚えてしまった」という学習が進んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな方には、オンライン・スクーリングを活用するのはいかがでしょうか。

本試験直前のTBC受験研究会オンライン・スクーリング
2023年9月30日(土)
 11:00〜14:30①
 15:30〜19:00②

①、②とも同一内容でどちらか選択いただけます。
2023年度1次試験を踏まえ、最新の試験委員の傾向に合わせた事例Ⅰ〜Ⅲの演習問題(ショートバージョン)を解き、
グループワーク、山口先生のライブ講義を受けるというかなりタフで充実したスクーリングとなっております。


また、TBC2次模擬試験(添削なし)も引き続き販売中です。


さあ、本試験まであと6週間です。引き続き頑張っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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