今まで泊まった安い宿

今までにいろんな宿に泊まりました。
最高のやど、最低の宿、色々ありますけど、最安値の宿について書いときます。

ま、シングルで泊まるか、2人で泊まるか、はたまたドミとかか、色々なパターンがあるんですが、一人で個室に泊る、シングルに限定した場合、チェンマイで泊まった60バーツシングルでした。一応チェンマイの中心部?って、昔の城壁の名残みたいな、「お堀」があります。
その中にあった宿です。
宿の名前何度覚えていませんが、2002年当時、60バーツでシングルでした。その代わり、鍵は「なし」です。なしっていうか、南京錠がついていて、それで終わり。シャワーも何故か個室内についていましたが、水シャワーのみでした。
共同シャワーが多いゲストハウスにおいて、個室にトイレ・シャワー付きっていうのは、あなり格式高い部類に入ります。これで60バーツっていうのは、破格の嚊のような気がします。

しかし、チェンマイには更にコスパのいい宿っていうのがあって、ずーっと、そこに泊まっていました。その名も、「パラダイスゲストハウス」です。

パラダイスの名前の通り、エアコンはないですが、大きめの部屋で天井についた扇風機があり、扇風機で充分って感じです。
更に、ホットシャワー付き!なんでこれで100バーツなんだよ!って感じです。ホテルの中心にプールがあって、それを囲むように部屋があるのです。
プールがあるんすよ。それで100バーツって、もはやありえない値段です。

ただ、やっぱりそこの宿もトレッキング客を誘うための宿でもあるので、パーテイーピーポーバンザイ系の宿でした。
ある日、夜遅く帰ったのですか、そのプールにいた、たぶんイスラエル人軍団がうるさくて寝れず、
「うっせーバカ、寝れねーだろ!」と文句をつけました。

「あー、なんじゃコノヤロー」的な若者もいまして、負けられねーと思った俺は、プールサイドまで降りていき、
「うっせーんだよ、寝れねーだろ!」と英語で文句をいい、そのへんにあった椅子を蹴飛ばしました。
パリーン、と音がなり、ウイスキーっぽい酒瓶が割れました。
やっべ、と思いながら、「皆の迷惑を考えろ!アホ!」みたいな事を言って部屋に退散しました。
このときはまさに逃げ帰るという表現が正しく、ほぼほぼダッシュで逃げましたね。

ここから5分後、静かになり、無事寝れましたが、喧嘩になることを想定し、飲み終わったビール瓶を別途のそばに置き寝ました。



おやすみなさい。

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