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最近のたのしみ

最近は何も予定がない日を「暇」だと感じるようになった。
休職してしばらくは、一日中ベッドにいてもあっという間に夜になっていたし、それを「暇」だと思ったことがなかったが、最近はわりと「暇」だ。

とはいえ、たまに渋谷や新宿に出かけると物凄く疲れるし、人とずっと一緒にいるのも疲れる。
(これは適応障害からというより、元々の性格だと思う)

昼に起きて、適当に朝食兼昼食を済ませてスマホを見て、気が向いたら夕飯の買い出しついでに軽めの散歩をする、そして夕飯の支度をして食べて、またスマホをみる。

働いていた頃の自分からしたら、死ぬほど羨ましい生活だろう。
実際、この生活がとても好きだ。

変わり映えのない日常だけれど、その中で楽しみを見つけるようにしている。
それは「夕飯のメニューを考えること」だ。
かれこれ7年間、自炊をしたのは手に収まるほど。調味料は2年前に期限切れ。そんな私からしたら信じられない"たのしみ"である。

冷凍してある食材と何かをプラスして作るものを考える作業が意外と楽しいのだ。
近くにはたくさんのスーパーがあるため、価格を比較したり、旬のものやお買い得品を探すのも楽しい。
料理レベルはカレーや炒め物ができるくらいだけれど、以前の私からしたら大した進歩だ。

最近家の近くで工事をしていて、日中から夜にかけてずっと騒がしい。
それもあって家にいるのがストレスになってきている。本当はもっと散歩の時間も増やしたいのだが、日中は暑くて出られたもんじゃない。
だから今まで読み切れていない本達を持って、カフェにいって読むのもたのしみになっている。
お金はかかるけれど、自炊してるからいいよね、といい聞かせている。

きっと働き始めたらこの何気ない日常が死ぬほど恋しくなるだろう。
だから今はできるだけ罪悪感を感じずに、その日常を存分に味わっている。

上島珈琲店のミルク珈琲がすき

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