大学生

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「なんで?」って聞かれるのって攻撃だと思う男の話

人に「なんで?」と聞かれるのが好きじゃありません。「なんで?」って聞くなんて、場合によっては攻撃ですよ!聞いてどうすんの! 相手:「これやろうよ!」 僕:「ん〜あんまり好きじゃないんだよね〜」 相手:「え、なんで?」 僕:「…(無言)(面倒臭い)(嫌)」 まあ、明らかに僕が悪いよね。悪いか?悪いよな。 でも、話しても上手く説明できる気がしなくて、もういっそ聞かないで欲しい。好きじゃないんだからいいじゃん。説明することが弁明のような気がしてしまうんですよね。 一体何が気

    • 皆の前で苦手だった歌を歌って思ったこと。

      頑張ったら、みんなに褒められたよ。嬉しいな。 歌とは長い付き合いだ。小さい頃は嫌いだった。父親に音痴だと馬鹿にされたからだ。音痴の自覚が無かった分、自分が知らないうちに恥を晒しているのがとんでもなく嫌だった。家族でカラオケに行っても自分だけ車の中で待機していた。 中3頃だろうか、気づいたらカラオケが遊びとして主流な時代になっていた。長らく行っていなかったカラオケは紙のページをめくっていた時代とは様変わりしていて、その最たる例が採点だった。音程バーには衝撃を受けた。まさか音

      • アタマが悪いことを受け入れよう

        自分ができないことを受け入れよう。 2通りの人間がいると思う。悩む人間と、悩まない人間と。 苦労した大学受験を乗り越え、親からの自由を手にした大学生の自分は別の危機に直面していた。それは自分にとって本質で深刻で、だからこそ周りから見たら大したことない問題だった。 頭の中でやりたいと思っていることが実際にはできないこと。 正確には、出来ると信じていること、という方が正しいかもしれない。自分はもっと出来るはず、という思いに囚われて、できない自分に何度も直面してその度に苦し

        • 【自分語り】大学を卒業した今、自分のアタマで考えよう

          中学生の時、ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」を読んで感銘を受けたことを覚えている。その頃はとにかく頭が良くなりたくて、複雑なこの世の中をなんとか理解したくて、その意味を知りたくて、そして父親に勝ちたくて、とにかく必死だった。 小学生の頃は理系少年だったが、中2で転校してからは自分の中で大きな転換があって、人文学にしか興味がいかなくなった。図書館で哲学や歴史についての本を借り続ける日々だった。とにかく賢くなりたかった。 「自分の考えは親や周りからの影響が大きくて、自分

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          野生の蕎麦と遭遇

          今日仕事で行った場所の横に空き地がある。ひらけたその場所に白い花が沢山咲いていたが、名前が分からなかったので空き時間に調べてみた。 ソバだった。 野生のソバを発見した。ソバとは近種のシャクチリソバもあるが、花序の近くで葉を抱き、歯の根本の色も無いので特徴的にソバっぽい。シャクチリソバは雑草として定着しているそうだが、ソバはあまり見ない。 しかし調べてみると雑草としても割とちゃんと育つらしい。全国各地で見られ、京都の鴨川にも繁殖しているそう。 そこで思い立った。野生のソバ

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          厚みがある人に向けて

          パリオリンピックが始まってから、全く見なかったテレビをよくつけるようになった。自分ではそれほど気にしていなかったが、彼女からよく観てるよね、と指摘されて確かに、と思った。オリンピックを見たがるのが意外、とまで言われた。 どうしてオリンピックだけ観たくなったのだろう。何かのついでとかではなくしっかりと座って観ている。僕はスポーツ観戦にほとんど興味がない。見るとしてもやったことのある競技だけなのだが、今回は体操、スケボーや飛び込みなど未経験の競技もしっかり観ていた。ラインナップ

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          植物図鑑をはじめて買った

          僕は雑草が好きで、帰り道や散歩の時はいつも眺めて歩く。好きと言っても道端に生えている草を観察して名前を当てる、ただそれだけだ。それでも自分の住んでいる街でよく見る雑草は大体覚えたので、そうなるとなかなか楽しい趣味だ。この前なんか「ユリが生えてるよ」と彼女に指を指された花をみやりタカサゴユリっぽいね、と言い当てることができ、成長を感じたものだ。 なぜ雑草が好きなのかと聞かれるとまあガーデニングの花よりは身近な植物だし、適当に生えてるように見えて実は熾烈な生存競争を潜り抜けてい

          植物図鑑をはじめて買った

          万里の道を牛歩で行こう

          スプレッドシートに継続記録をつけるようになって4か月がたった。段々と着々と溜まる継続記録を眺めるのが楽しくなってきた。 毎日やっていることは、どんな小さなことでもシートに表をつくる。 起床時間、シャワーを浴びる、勉強、ギター、絵、掃除、毎日やることでも記録をつけると抜け漏れが無くなる。 記録をつけるというのは昔から好きだったので日記は断続的によく書いてきた。定期的に観察日記をつけたり標本を作ったりして記録に残したりもする。毎日ちょっとずつやるのが自分は好きなのだ。 一つの

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          他人と過ごすという高難易度ゲームwith花火の音

          花火の音が夜に響く季節になりましたね。残念ながら僕は花火が特に好きではありません。見てて綺麗だとは思うけど、ずっと見てたいとは思えません。お祭りの雰囲気は好きです、みんな楽しそうだから。でも人混みが好きではない。しかも外は暑い。だから空気感を楽しんで帰りたい。 それでいいと思います。だって楽しいことは他にもありますから。 夜景もあまり好きではありません。見ても一瞬です。すぐに飽きてしまう。楽しんでいるとはとてもいえない。綺麗だとは思うけど、わざわざ見に行こうとは思えません

          他人と過ごすという高難易度ゲームwith花火の音

          普通になりたい欲、ありますよね。

          昨日は後輩と同期の4人で宅飲みした。東京に引っ越すからその前にちょっと飲みませんか、後輩にそう言われて始まった久しぶりの宅飲みは、次の日もあるからと3時間くらいで解散したけど、思想が似ている4人が集まっただけあって緩やかに盛り上がった。 そういえば宅飲みなんて本当に1年ぶりくらいだ、最近飲まないなあ。お酒が無くても全然満足してしまう。 流れで恋愛の話になった。4人中2人が束縛系彼女に苦しんだ過去を語った。好きという強烈な感情に支えられた恋愛関係、その経験を聞いて、僕はお酒

          普通になりたい欲、ありますよね。

          インサイド・ヘッド2試写会行ってきた感想

          インサイド・ヘッド2の試写会に行ってきました。TOHOシネマズに試写会応募したら運よくチケットゲット。応募した時に「人口少ない方が当選確率上がるやろ」と甲府を選んだら読み通り見事に当選!さすが田舎です(クッソ失礼)。静岡在住なのに甲府まで片道2時間走らせて見てきました。 甲府の方が都会だった。 今住んでいる静岡の沼津より断然都会でした。行く途中まで、山道を抜けても意味わからんくらい田園沿いを走らされ、ガチ田舎だな〜と思っていましたが、飲食店の営業時間、TOHOシネマズがある

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          毎日色んなことをちょっとずつ続ける習慣が自分を救う

          最近「継続すること」自体にハマっている。5ヶ月くらい。 元々それほど継続できるタイプではなかったから5ヶ月でも相当だ。日記はしない年もあるけど10年くらい続いている、でもそれくらいじゃなかろうか。たいていは、一気に3ヶ月くらいガッとやってある程度身につけてそれで終わりなことが多かった。年単位で続けたことなんてどれくらいあるだろうか。 大学の部活は4年続けた。それくらいかな。あ、あと歌の教室も2年くらい通ってたな。そういえば受験勉強もちゃんと2年やり遂げた。 でも大体は短期

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          死んだように歩くな。命を賭して走れ―

          ドロピザのワンピース考察系に最近ハマってる。作品の謎と展開を見事に的中させる分析力が魅力のチャンネルだ。神話や世界遺産に詳しいのはともかく、作者の意図を多様に汲み取ろうとしている分析の熱量は聞いていて面白い。その熱量を感じさせない淡々とした喋り方もクール。 それ以上にその分析が間違いじゃないくらいキャラの名前や登場タイミング、地名、歴史などあらゆる存在を引用と対比で造形しているワンピースの世界観には恐れ入る。世界観?なんて言うんだろう。伏線ってほど局地的なものじゃなくて、も

          死んだように歩くな。命を賭して走れ―