今回のストで思うこと

まだ解決した訳ではありませんが
今回のストライキで思ったことを綴ります。
異論反論はございますでしょうが、
一個人の考えなので、
優しくスルーして下さい。

日々の生活が苦しい

と思っているのは
私だけではないはずです。
国が税金をあらゆる手段で高くして、
国民からお金を吸い上げて、
私たちの生活は一向に豊かにならない…。

元々、
高齢者層で見られた所得格差
全ての層ではっきりとみられるようになり、
もちろん消費支出の差も大きくなり、
収入に余裕がありませんので、
自由に使えるお金がないわけで、
消費格差も大きくなります。
資産格差が広がるのも当然のこと。

社会の大多数よりも貧しい状態にある
相対的貧困がますます増加していて、
厚労省が発表している最新データ(2018年)では
127万円を基準とし、
その基準に満たない相対的貧困率15.4%
(韓国やメキシコの次に悪い数値)
2000年が15.3%で、
2003年には14.9%に少し改善したものの
2006年が15.7%、
2009年が16.0%、
2012年が16.1%となり、
当時(2018年)は緩和されてこの数字でしたが、
5年経っている今、
さらに酷くなっているような気がします。

生死にかかわるほどの貧困とされる
絶対的貧困も増えていきている現状。

日本の経済成長率は低迷していて、
ほかの競合国に差を広げられています。
コロナ禍になって、
私たちはパンデミック危機と闘っていて、
いち早くマスク解除をして終息にと
政府が手を打ちましたが、
例え終息となったとしても、
根本的に解決していない以上、
成長は一時的に訪れるかもしれませんが、
それも一巡したら再び低い成長に戻るはず。
企業はコスト削減のために非正規雇用を増やし
労働力を確保するために、
雇用は増やすが賃金を減らしているわけで、
その結果、経済の6割を占めると言われている
個人消費が低迷を続けるのは当然のこと。
政府は効果的な政策を
打ち出すことが出来ないどころか、
政治家の搾取と無駄遣いも含め、
国民を苦しめているのは間違いないわけです。

と、前置きがとてつもなく
長くなってしまいましたが、
復習を兼ねてJRAとは、から。

JRAは

競馬法によって競馬を行う団体として、
農林水産大臣の監督を受けて、
政府が資本金の全額を出資する特殊法人で、
すなわち農林水産省の外郭団体。

経営委員会が置かれていて、
委員会は委員6人及び理事長で組織され、
農林水産大臣が任命

とまあ、
結局は国の組織のようなもので、
JRAは売り上げの一部を
国庫に納入し、
畜産の振興や社会福祉へ役立てられている。

つまり、私たちの税金
いわゆる寺銭ですね。
馬券を購入した際に
25%引かれているわけですが…
国庫に納入しているわけです。

JRAの国庫納付金(⬅️LINKしてあります) 
https://www.jra.go.jp/company/social/treasury/
(⬆️うまく閲覧出来ない場合はこのURLを)

10%て!‪💢
しかも、第2国庫までぶんどるとは。

2021年の国庫納付金は

第1が3107億9600万7380円で
第2が355億8042万971円で、
合わせて
3463億7642万8351円。
JRA公式よりPDF抜粋


搾取の根源はここなんですね…。
ここをもう少し減らして、
JRAが国庫に回すお金を
出走奨励金特別出走奨励金なり、
特別出走手当距離別出走奨励金の金額を
(新賃金体系以降、上がってはいますが)
さらに引き上げて
馬主さんにお金を回し、
馬主さんが、

調教師さん、厩務員さんに
少しでも多く還元すれば、

今回のようなストは
起きなかったのではないでしょうか。
もちろん、
1厩舎12名体制など
人件費削減を主とした労働環境の部分、
新賃金体系の問題は解決するべきですが。

国庫に回ったお金を
畜産振興や社会福祉に活用

と明記されていますが、
特に、
1/4を社会福祉に
なんて名目
胡散臭さしかないんですよね💦

厩務員さんは日々お馬さんに
直接係わる大切なポジション、お仕事。
賃金も含めて、
その労働環境が良くなるよう、
少しでも長く働けるように、
そして、
新しく厩務員になる人が増えるように、
早くこの問題が解決することを
心から願っています。


とまあ、とりとめもなく、
思うがままに綴ってしまいました。
拙文にてお目汚しをして
申し訳ありませんでした。



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