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一泊二日の三重旅行記[総まとめ・創作大賞応募用]

こんにちは、若宮わるつです。
この記事は、春休みに行った三重旅行記のまとめです。一気に読みたい人はこちらがおすすめ!
ぜひ楽しんでいってください!


~準備~

この旅行は家族3人旅である。今回の行先、三重を希望したのは古事記好きの母。伊勢神宮参拝が第一目的。そこに私の希望がちょこちょこ入っている。父の希望は果たしてあったのだろうかと、今更ながら思う。
計画は父。今回も美しい予定表を作ってくれた。父の几帳面さが役に立つのがこんな時である。

予定表をもとに旅行本を読み込み、身支度をする。そして、スムーズに出発―のはずだったのだが。

実は出発の2日前、私は熱を出していた。一時38.8分にまでなった熱を見て、家族一同コロナやインフルを疑った。参拝を生きがいにしていた母は絶望していた。
出発1日前、病院に行きコロナ、インフルの検査をしてもらう。痛かった。その後結果が陰性だったことで一安心し、死に物狂いで体調を戻した。
―母が怖かった。

当日の朝、体調の不安と移動の不安を抱えながら朝食を押し込み、いざ出発である。

~三重への道のり~

さて、三重への移動方法である。
今回は諸事情により飛行機と快速列車を用いて三重に行くこととする。車がないため、公共交通機関が大切となった。

そして飛行機、私は人生2回目の飛行機である。1度目は幼かったため一切記憶がない。そのため、初体験気分でプロペラ機に乗り込む。

結論。なるべく乗りたくない。

離陸時の浮遊感で吐き気を催す。乗り物酔いしまくる私には少々難しい。耳が聞こえない。耳抜きが出来ないとかなり大変な道のりかもしれない。
だが、景色はよかった。デジカメ連射である。

飛行機の窓から。真下に雲という新鮮な体験。
とぎれとぎれの雲。空を上から眺める。
上空から見てもここがどこだかわからない

こんな景色。新鮮な体験ができた。
飛行機で中部国際空港に降り立つ。中部国際空港駅に移動し、ミュースカイで名鉄名古屋駅まで行く。
ミュースカイはとても静かで、滑らかな動きの列車だった。
残念ながら写真は無い。とった気がしたんだけどな…。

名鉄名古屋駅で快速みえに乗り換え。都会の駅は広い…。
自分ひとりだったら迷子確定である。

快速みえで自由席と指定席を間違える。一堂赤面。立ちながら県境を越え、座れたタイミングで昼食をとる。地元と名古屋ではコンビニの品ぞろえが少し違った。

JR二見浦駅で、家族全員三重初上陸!三重に行くだけで半日が過ぎた。

~二見輿玉神社参拝、夫婦岩&天の岩屋散策~

JR二見浦駅から二見輿玉神社まで歩く。少し古びた落ち着いた街並みを歩く途中で赤福発見。晩御飯のために我慢する。

少し歩いたところで二見輿玉神社発見!海沿いに大きな鳥居が堂々と立っていて、存在感があった。
そして、夫婦岩も存在感があった。意外に岸の近くにあり、大きく見える。これが男岩9m、女岩4mの大きさか、と思った。

立派な夫婦岩。鳥居まではっきりわかる。
もう少し近くで、少し角度を変えて撮る。波がどこまで来たのかよくわかる。

少し進んだところに社殿はあった。その手前には蛙の置物も。後利益があるそうなので、拝んでおく。

蛙様。子持ち?

二礼二拍手一礼で参拝。おみくじもあったが、伊勢神宮にあるかと思い、我慢した。伊勢神宮におみくじはなかった。「伊勢神宮にこれただけで大吉」とのこと。
社務所で家族初の御朱印帳を購入し、御朱印もいただく。手書きだということに驚いた。めっちゃ達筆だった。
順番がおかしいが、体も清める。すっきりした後、もう一度夫婦岩を観察する。そこで触った橋の欄干に、なななんと、クモの巣が…。秒速で穢れた…?悲しい…。
天の岩屋も観察。いろいろなところにたくさんあるので、若干感動が薄れる。すみません…。 (誰へのお詫び…?)

~伊勢神宮外宮参拝~

いよいよ、である。初めの通り、旅の目的、伊勢神宮参拝!
伊勢神宮には外宮と内宮があり、それぞれ豊受大御神、天照大神が祀られている。
本来であれば外宮から内宮へと、双方参拝するのがいいといわれているが最近は内宮のみ参拝していく人も多いそう。
今回の参拝では、「宿屋五十鈴」のツアーに参加し、説明してもらいながら参拝することとする。

外宮前の大樹。大きい…

いきなり立派な大樹がお出迎え。後ろにはすでに鳥居が見えている。ここからもう空気がきれい。

勾玉池。せんぐう館休憩所から。

池の全体を見ると勾玉の形をしているという。ここも自然がいっぱいで気持ちよかった。せんぐう館には入れていない…。次来る機会があれば、行ってみたい。

社務所からもあふれ出る情緒。

社務所。 (名前合ってる…?) ツアー後ここで御朱印をもらう。御朱印を見るたびに心が浄化される…!

なんか、ぶれてる…。立派な鳥居。

帰り際に撮った鳥居。鳥居についている榊は神域に近づいた印だそう。 (宿屋五十鈴のご主人様兼ガイドさん談) 鳥居をくぐるときは一礼をする。

宿屋五十鈴のご主人様はとてもやさしく、面白くガイドをしてくれた。基本情報から、豆知識、直近の伊勢神宮にまつわる話題まで… (今回の場合愛子さま訪問の件) 本当に面白かったし、ためになった…!

~夕食から就寝~

晩御飯は松阪牛の焼き肉のお店、「一升びん」さんでいただく
―のだが。
実は、ここでもハプニングが起きていた。
伊勢神宮ツアーの後半から少々私は体調が悪化しつつあり、夕食のころには何も食べられない程に悪化していた。ちなみに、先日までの体調不良とは別物である。
結果、お店では何も食べられないままで終わってしまった…。
焼いたお肉はパックに入れてお持ち帰り。

バスの中で寒さと体調不良で死にかけながら宿へ…。
ほんとに死ぬかと思った…。
途中のコンビニでなぜか梅干しを買う。父はちゃっかり地ビールを2缶買っていた。缶のデザインがきれいだった。

体調不良に終止符が打たれたのはお風呂をいただいているとき。全力で咳をしたら(すみません)すっきりした。今までのは何だったんだ…。
お風呂から出たあと梅干し3個とともにお肉を三枚ほど食べた。さすが松阪牛、とてもおいしかった。

早朝参拝の宿なため、就寝時間か決まっていて、その30分ほど前に床に入った。明日は4時50分起床。内宮やおかげ横丁への期待を膨らませながら目をつぶった。

~起床、内宮へ~

翌朝4時30分ごろ、周りから声が聞こえるようになったため自然と起床。のろのろと着替えて身支度を済ませる。
「宿屋五十鈴」のドアを開けると、さわやかな朝色の空気が満ちた景色が広がっていた。うっすら肌寒い空気をまといながら、内宮へと出発だ。

宿から数分歩いたところで、あっという間におはらい町に入る。情緒ある街並みを内宮に向かう間、堪能した。

朝のおはらい町。郵便局までこんな感じ。いいなあ…
まだ閑散としている。これが昼頃になるとすごく混む。
酒樽(?)の上にいた猫さん。慣れている様子で昼までいた…。 


~内宮参拝~

内宮も宿屋五十鈴さんのツアーに参加する。朝6時に鳥居の前で待ち合わせとなった。

下アングルで鳥居。なんかかっこいい?
正面から。やっぱり大きい。
左から。大きい(2回目)

集合した後は右側通行で内宮内へ。ちなみに外宮では左側通行である。宇治橋の下には川が見えて、説明を聞きながらカメラを向けた。

広い川。3本の柱で勢いを弱めているらしい
欄干と川の2ショット。橋にも丈夫にする工夫があるとか。
意外に長い橋と鳥居。桜がちょっと入った。

橋を抜けて鳥居をくぐる。少し歩くと神苑が見えてくる。とてもきれいに手入れされている神苑には3種の梅や国歌で出てくる「さざれ石」や、そこから生えた松などもあった。

神苑。とてもきれい。特に垣根…(多分注目すべきところはそこじゃない)
特大のさざれ石(左下)
さざれ石から生えた松。

その途中で「日本一美しい鳴き声で鳴く蛙」の鳴き声も耳にした。カエルの鳴き声にさえ品位を感じた。確かに、きれいな響きだった。
その後また鳥居をくぐり、またまた少し歩いたところに五十鈴川があった。
「布が流れているようだ」
なぜか、そう思った。それほどまでに川の流れは美しく、澄んでいた。

五十鈴川。思っていたより深い。

五十鈴川で改めてお手水をとって清め、近くにある水の神様を参拝。五十鈴川を見た後だとありがたみ倍増である。
そこからだんだんと森に入っていき、スサノオが唐の国に訪れた時の話を聞きながら正宮に向かう。

木のみどりがとても奇麗。
正宮と微かな朝日の写真を撮ったつもりだったのに朝日が移っていない。

そこからさらに歩くと正宮に続く階段が現れた。ちなみにその前にはアワビを焼くためだけの小屋がある。贅沢だなあ…。
その階段前でお話を聞いていたところ、森の中から小動物出現。自然だなあ、と皆で言い合う。
正宮の前で写真も撮ってもらった。

少し遠いが、正宮と鳥居。鳥居をくぐると写真は撮れない。

二礼二拍手で天照様に日ごろの感謝をお伝えする。いいことがある予感…!
その後はお米を保存する蔵を見たり、天照様の荒魂にお祈りしたり。そうして、内宮参拝は幕を閉じた。

~おはらい町、おかげ横丁散策1~

内宮からおはらい町に戻り、まずは赤福を食べに行く。早朝のため、赤福本店はすいており、五十鈴川を眺めながら赤福をいただいた。

赤福の形は五十鈴川の流れを表している。

あんこが甘くておいしかった。ほうじ茶もよく合っている。「これが伝統の赤福…!」と感動。
続いてお団子屋さんで黒蜜団子を食べる。黒糖独特の香ばしい、控えめな香りと濃厚な甘さが団子に絡んで、本当においしかった。黒蜜好きにはたまらない一品である。
少しのどが渇いたので、丸ごと果汁のジュースをいただく。グレープフルーツ味。何も添加物のないグレープフルーツそのものをその場で絞ってくれた。酸味と程よい苦みが果肉とともに体に染み渡る。のどがさっぱりしたところで、干物屋さんの前で噂を耳にする。
「干物屋さんの炙った干物とビールを一緒に食べるとおいしいらしい」
それを聞いた父は秒速でブレンドビールと干物を買って食べていた。私も干物を食べる。干物の魚は、聞いたことのない名前だったがすごくおいしかった。父からは、「朝からビールが飲める、幸せ―」とのこと。よかったね。
その後、お昼ご飯を兼ねて伊勢うどんを食べる。私はもうおなかいっぱいだったので、母から少々もらうだけだったが、独特の柔らかさと甘辛いたれとがぴったりで、少しでもとてもおいしかった。伊勢うどんの食べ比べもしてみたかったが、おなかの容量がパンクしかけなので、あきらめる。お土産に海老せんを買う。
チェックアウトのため、おはらい町の入り口に向かいながらお土産を物色する。その途中にあった天然石を売っているお店に大興奮。ただ、時間がなかったため後回しに…。
次は藍染の染物屋さんへ。可愛い猫とうさぎのコースターがあったので、自分土産に猫のコースター、うさぎ好きの親友へうさぎのコースターを買う。藍染の筆箱もちゃっかり母に買ってもらった。
ようやく「宿屋五十鈴」さんについて、チェックアウト。とはいっても、倉庫に荷物を預けさせていただくのでもう少しお世話になるのだが…。
出がけにご主人様に火打石で送り出していただいた。なんだか、すごく旅がいいものになる予感がした。

~猿田彦神社参拝~

荷物を預けて、猿田彦神社と佐瑠女神社への参拝に向かう。
猿田彦神社は道開きの神様である猿田彦大神をまつる神社で、これから将来を切り開かねばならない私にぴったり。
佐瑠女神社は天宇受売命アメノウズメノミコトをまつっており、芸能上達にご利益があるため創作の道に進もうと思っている私にぴったり!…?
ということで、よーくお参りさせていただきました。

手水舎。ステッカーだらけ。
鯉がたくさん泳ぐ。肝心な社殿の写真がない…。

佐瑠女神社の絵馬を書き、おみくじも引いた。
おみくじは大吉。父も大吉だった。「伊勢神宮に行っただけで大吉」は本当らしい。
どうか、猿田彦大神、天宇受売命、わたしを見守っていてください…!

~おはらい町、おかげ横丁散策2~

先ほど散策した時に買えなかったお土産類を買う。
まずは染物屋さんに行き、母がコースターを追加で買う。ちなみに、松阪木綿なのでちゃんと三重旅行らしさはある。多分。
次に天然石屋さんとお酒屋さんを同時進行で。母を天然石屋さんへと連行し、父はお酒屋さんへ。
天然石のネックレスやブレスレットは無くすので買えなかったが、鉱物の形のままの(語彙力ゼロ)生えてる感じのシトリンを買いました。余計無くしそう…。透明感のある石が好きな親友にも青色の透明感のある石を買う。もう一回行きたい。
その間に父が買ったお酒の瓶を持って合流。いつの間にか、時間が過ぎていた。

~鳥羽水族館、ストーンハンター~

五十鈴川駅に移動し、近鉄鳥羽線で鳥羽駅まで行く。近鉄鳥羽線の車内はとても可愛らしくて、水族館らしさがあった。
鳥羽駅から少し歩いたところに、鳥羽水族館はあった。大きな建物に感動して写真を撮りまくる。ラッコの郵便ポストもあった。

ラッコの郵便ポスト。旅行本であらかじめ把握済み。
鳥羽水族館。夜の景色も見てみたい…。

外見を堪能した後は、いよいよ中へ。
「順路のない水族館」
という文字が入ってすぐに目に飛び込んでくる。かなり時間が切羽詰まっているため、見たかったところだけ見れるのはありがたい。
まずは入ってすぐのところを見ようと思ったが、そこでアシカショーがすぐ始まることを知ったのでそちらに向かうことにする。

自慢げなアシカ・シルク。めっちゃ可愛い。

飼育員さんとのチームワークも抜群で、可愛いし、見ごたえのあるショーになった。水族館でショーを見るのが初めてなので、とても楽しかった。
続いて、「海獣の王国」でハイイロアザラシやアシカを見る。
「これは確信犯だろ!」と思うほどのかわいい寝顔をさらしていたが、ふつうに寝ていた。破壊力抜群である。

泳いでいる。すごく滑らかだった。
「これは確信犯だろ!」、ふつうに寝ていた。

続いて古代の海へ。「アリゲーターガー」という魚の水槽の前で、ふっと後ろを振り返ると、上からなぜか影が…。不思議に思って天を仰ぐと…。
ホオジロザメの模型が、壁からにゅっと出てくるような感じで展示されていた。あと一歩で絶叫するところである。ガチ目に怖かった。リアルなんだもん…。
気を取り直して、古代魚を観察する。オウムガイやアロワナを見た。実物を見るのは、初めてだった。
その後、隣のチョウザメを見る。

髭?歯?何かわからない突起。

次は「日本の海」でスナメリを見る。すごく久しぶりのスナメリ…!丸いフォルムが可愛い…♡

上に上るスナメリ。うまく捉えられなかった。

「人魚の森」での一番の目的はジュゴンである。
図鑑で見た程度のジュゴン。ぶっちゃけ、実物を見る機会があるだなんて夢にも思っていなかった。期待を膨らませながら水槽に向かった。

シャッターチャンスを見事に逃した図。ゆっくり動くため、浮上時間が長い。
シャッターチャンスを待つ間に撮ったウミガメ。すごく大きかった。
これが本命。大きさが違うのは人が移ってしまったため。非常出口のマークが写ってる…。

凄くやる気のない動きをするジュゴン。なんだか、すごく癒された。
父と「やる気ないねえ~」と言い合う。決して批判ではない。このこのように生きてみたいと思った。
「極地の海」へはイロワケイルカを見るために向かった。残念ながら、動きが速すぎて、残像のような写真しかなかった…。
ただ、バイカルアザラシの可愛らしいフォルムの写真はあった。何とも言えない可愛さにきゅんとなる。

凄く仲がいい。大体2匹セットで泳いでいた。編集中にフラッシュ禁止のマークを見てどきりとしたが、フラッシュの調子が悪くて、使っていなかったことを思い出した。

だが、私は覚えていなかったのだ。「極地の海」には、ラッコもいるということを…。しかも、ベストなタイミングでお食事タイムだった。動画と写真で記憶にラッコを焼き付ける。

天を仰ぐ表情のかわいい事と言ったら… ( *´艸`)
こんこんこんこんこん…ちょっと休憩…?

時間がだいぶ押してきている中、最後に「奇跡の森」でスナドリネコを見る。野性的な目つきがかっこいい。すごく見た目がもふもふだった。

去っていく…動物にはなつかれないタイプの人です。

ドクターフィッシュについばんでもらって癒されたかったが、さすがに時間がなかったので、お土産を見に行く。
ここでお洒落な親友にクラゲのキーホルダーを買う。
レジに長時間並ぶことも想定した行動が大切だ。

つづいて、「ストーンハンター」に行く。文字通り天然石を決まった時間内で探す遊びで、希望者はもちろん私だ。
「リバーコース」、つまり人口の川で探すコースにしたが、すごく水が冷たかった。
1㎝ほどの「幻の王冠」を見つけると5㎝ほどの天然石の塊がもらえること、制限時間が20分であることなどを説明された後、いよいよスタートである。
冷たい水の中に手を突っ込んで砂をかき分けていくと、微かに石の感覚があった。そのまま手を引き上げると小さな石が手のひらにころんと転がった。
それをバケツに入れ、また手を入れ…20分間とりあえず無心でそれを続ける。天然石の後利益を授かり(?)、すごく楽しかった。

~帰宅~

帰宅時は、行きと同じ道筋で帰る。
―だが、ここでもハプニング発生。
行きと同じように、名鉄名古屋駅からミュースカイに乗るのだが…、その乗るミュースカイを間違えたのである。あっているかわからないまま乗り込んだことで、不安を抱えながら座っていると案の定、
「この列車は、中部国際空港駅には止まりませんので、ご注意ください。」
とアナウンスが流れ、慌てて本当に乗る予定だったミュースカイに乗り換えることに。この時はマジで焦った…。危うく帰れなくなるところだった。
その後、無事中部国際空港駅に到着し、飛行機が飛ぶまで待つ。
まずは、空港内にあるお土産売り場でなぜか東京バナナを買う。今まで食べたことがなかったため、プレーンを探したのだがチーズケーキ味とチョコレート味しかなかった。結果チーズケーキ味を買う。とてもおいしかった。いつかプレーンも食べてみたいものである。
その後はラウンジで過ごす。抹茶ラテとあんこサンドのビスケットで休憩。食べ過ぎた。
しばらくたってから飛行機へ搭乗。行きと同じプロペラ機である。もちろん行きと同じ乗り心地。ただ、後日プロペラ機は墜落しにくいという話を聞いた。本当だろうか。
下を見ると、真っ暗だった。夜景すら見えなかった気がする。疲れからか、あまり記憶がない。行きよりも体感は短かった。
空港に着き、夕飯のためにラーメン屋に向かう。その時は、無性に食べたかった。
―だが、先ほど食べ過ぎたという記憶はなかったのだろうか、ラーメン屋でも食べ過ぎて、吐きかけたことを覚えている。脳内メモに、「食欲はセーブする」と書き込んだ。
ラーメン屋を後にし、帰宅する。明日からは、お土産の仕分けとたまりにたまった勉強を消化せねば…、そう思いながら見慣れた家の天井を見上げた。

~あとがき~

どうでしたか?見にくかったので分けていたものを1記事にまとめました。
そうする目的は、勿論創作大賞2024への応募のため!エッセイ部門に応募する予定です。これは、エッセイと言えるのか…?
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。この中には、今回の旅で感じた私の感情が目いっぱい詰まっています。どうか、これからも読んでいただけると幸いです。

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