寒い夜に、心和まされる。
関西でも昨日今日と、いよいよ冷え込みが強まっている。
そんな真冬の夜、心がほっこりと和まされた記事をご紹介したい。
私がいつも楽しみにしている、池辰彦さんの記事。
池さんは「発想の画鋲」というテーマで、世の中の出来事について、独特の視点で発信されておられる。
何気ない着眼点や気づきの記事が、私の心を豊かにしてくれるのである。
今日投稿されていたテーマがこちら。
ミスタードーナツの新商品「ポン・デ・ディグダ」についてのお話。
最近ミスドに行くこと機会がほとんどないので、陳列されている姿はまだ見ていない。
恐らくショーケースの中では綺麗にそろったディグダのお顔が、陳列されていることであろう。
ところが、持ち帰りで買ってみたところ…
ちょっと様子のおかしいディグダ
フニャフニャに溶けそうなディグダ
ぼこぼこに殴られたディグダ
SNSに投稿されているのは、明らかに原型をとどめていない、姿かたちが変わってしまった商品。
この愉快は表情をこぞって、画像をアップしているというのだ。
完全に”違う何かのキャラクター”に変容してしまったフォルム。
それを楽しもう、という向きである。
この手のキャラクターとコラボしている商品、
「原型をとどめてないとイヤ!」
「なんか違う!」
となりがちになる。
ところが、
その「不完全さ」が買い手の感情的な満足感になっているというのである。
ディグダというキャラクターを超越した、変わり果てた姿こそが価値。
何事も考え方、捉え方が大切なのだなと改めて感じた。
そして、
完璧ではない要素に目くじらを立てるのではなく、
池さんの仰るように「面白がる」方向に、目を向ける。
一筋縄ではいかない世の中ではある。
こんな楽しみ方が多方面で広がっていけば、もっと心が豊かになるし、
思わぬ所からビジネスチャンスに繋がりそうな予感、気づきを頂いた。
(池さん、貴重なシェアをありがとうございました。)
明日は、久々帰る実家の近所のミスドへ行ってみよう。
そう静かに思った。
ご一読ありがとうございました。
今日も書けるという喜びに、感謝。