ロバート・ガルシア議員が米国下院議会に UAP 開示法 2.0 を提案

ロバート・ガルシア下院議員が下院で UAP 開示法 2.0 を提案したというニュース。

46 ページにわたるこの法案は、NHI テクノロジーおよび生物製剤（バイオロジクス）に対する「エミネント・ドメイン（公的収用）」や「大統領審査委員会」など、昨年上院で可決され下院で事実上否決された UAPDAシューマー修正案の重要な条項をすべて再導入するものとなっている。

法案全文はこのページのリンクでダウンロードできる。

Congressman Robert Garcia files UAP Disclosure Act (UAPDA) as possible House floor amendment to NDAA

May 30, 2024 (12:30 PM EDT)-- Congressman Robert Garcia (D-CA) has filed a version of the UAP Disclosure Act as a possible amendment to be considered on the floor of the House of…

— D. Dean Johnson (@ddeanjohnson) May 30, 2024

ロバート・ガルシア下院議員、UAP 開示法 (UAPDA) を NDAA に対する下院本会議での修正案として提出

2024 年 5 月 30 日 (東部夏時間午後 12:30) - ロバート・ガルシア下院議員 (カリフォルニア州民主党) は、6 月中旬頃に予定されている 2025 会計年度国防権限法 (NDAA、H.R. 8070) の審議中に下院本会議で検討される可能性のある修正案として、UAP 開示法のバージョンを提出しました。

ガルシア下院議員は今朝、下院規則委員会に修正案を提出し (提出リストの 75 番)、彼の公式説明は次の通り。

「[2023年7月に]上院を通過したが、最終的な会計年度24 NDAAから削除されたシューマー-ラウンズ未確認異常現象開示法の残りの部分を制定します。1992年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺記録収集法をモデルに、民間人または団体が管理する未確認異常現象記録審査委員会を設置し、UAP関連の資料に対する収用権（エミネント・ドメイン）を行使します。」

[ガルシア修正案をざっと調べたところ、提出されたテキストは、昨年のNDAAの一環として2023年7月27日に上院で可決されたUAPDAの正確な文言ではないことは明らかです。少なくとも、ガルシアの提出は、上院通過直前に行われた小さな修正を反映していません。ただし、詳細な比較にはさらに時間がかかります。ガルシアは、この段階ではプレースホルダーと見なされる可能性のある提出内容を変更する権利を保持しています。]

2024 年 5 月 22 日に下院軍事委員会で承認された H.R. 8070 (NDAA) の現在のテキストには、UAP の問題に明示的に対処する文言は含まれていません。規則委員会は、6 月 10 日の週に会合を開き、6 月中旬頃に下院本会議で審議するために H.R. 8070 のどの修正案を作成するかを決定する予定です。通常、規則委員会は毎年の NDAA に対する何百もの修正案を受け取りますが、そのうち本会議で審議されるのはほんの一部です。

下院規則委員会は、共和党員 9 名と民主党員 4 名で構成されており (以下の名簿を参照)、どの修正案を議場で検討するかを決定します。規則委員会の多数派は、関係する委員会の委員長 (この場合は下院軍事委員会のマイク・ ロジャース委員長 (共和党、アラバマ州)) と協議することがよくあります。

規則委員会での点呼投票は比較的少なく、一般的に党派的なものです。規則委員会の委員長が投票で負ける危険がある問題は非常に少なく、これはそのうちの 1 つではありません。