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稲盛和夫の現在は?経歴/実績/本/資産/家族や孫について紹介!

稲盛和夫さんは、京セラ株式会社、第二電電株式会社(現在のKDDI株式会社)の創業者であり、実業家です。
公益財団法人稲盛財団の理事長、盛和塾の塾長なども務めてきました。
更に稲盛和夫さんは日本航空の会長に就任し、倒産した会社を見事に再建させた実績もあります。

今回は、そんな稲盛和夫さんの経歴、これまでの実績、資産などについて、詳しく紹介していきたいと思います。
現在どうしているのか、噂などについてもまとめてみましたので、気になった方はぜひ本稿をご覧ください。

稲盛和夫とは

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稲盛和夫さんは、ファインセラミック部品、半導体部品、通信機器などで有名な京セラ株式会社と第二電電株式会社(現在のKDDI)を設立した方です。
20代で起業した後、1966年~1985年までの間、同社の社長を務めてきました。
稲盛和夫さんの実績は世界でも高く評価されており、2009年には、フランスのワールド・アントレプレナーシップ・フォーラムで世界起業家賞を受賞しています。

経営者や実業家としての活動のほかに、母校の大学へ個人資産を寄付することや福祉財団の設立、児童養護施設・乳児院の開設など、社会貢献活動にも取り組んできました。

■プロフィール

稲盛和夫さんのプロフィールは以下の通りです。

本名:稲盛和夫
読み:いなもり かずお
生年月日1932年1月21日
出身地:鹿児島県鹿児島市薬師町
性別:男性
国籍:日本
学歴:鹿児島大学工学部卒業
趣味:ゴルフ

稲盛和夫の経歴

稲盛和夫さんは、1932年1月21日に鹿児島県鹿児島市薬師町で誕生しました。
子供時代は、中等学校受験に失敗したり、病気で伏せっている時期があったり、空襲で実家が焼けてしまうなど、大変な苦労があったようです。
医学部受験にもチャレンジしましたが失敗してしまったため、1951年に鹿児島大学工学部応用化学科へ入学して、有機化学を勉強します。
大学卒業後は、教授の紹介で内定をもらった松風工業へ入社しました。

稲盛和夫さんは就職先で、特殊磁器(ニューセラミックス)の研究に取り組みました。
そして1956年には、日本初となるフォルステライト合成に成功します。
しかし、稲盛和夫さんは上司と衝突してしまい、松風工業を退職することになったのです。

それがきっかけで起業を決意し、友人たちの支援も受けながら、1959年に京都セラミックを創業しました。
会社設立後、稲盛和夫さんは実業家としてのキャリアを築き上げていきます。

稲盛和夫の実績

稲盛和夫さんの実績を年代ごとに紹介していきます。

■1959年:京都セラミック創業

1959年に、稲盛和夫さんは、27歳の若さで京都セラミックを立ち上げました。
出張でアメリカへ渡ることや滋賀蒲生工場の新設を行うなどして、事業を拡大していきました。
1966年には、同社代表取締役社長に就任しています。

■1983年:盛友塾

1983年には、若手経営者のための経営塾である盛友塾(盛和塾)を立ち上げました。
稲盛和夫さんの塾は大変好評で、日本各地のほか、世界大会も開催されたほどです。
2019年に終了するまでの36年間で、約15,000名以上の人たちが塾で学びました。

■2010年:日本航空会長へ就任

2010年には、無報酬で日本航空会長へ就任しました。
当時の日本航空は経営破綻していましたが、稲盛和夫さんが会長職に就いたことで、わずか2年で再上場を果たすことに成功しています。

稲盛和夫の現在

稲盛和夫さんは、2021年5月時点で89歳を迎えました。
すでに京セラ株式会社社長、日本航空取締役などから退いています。
現在の役職は、京セラグループの名誉会長です。
長年続けてきた盛和塾の活動も、2019年に終了となってしまいました。

しかし、稲盛和夫さんがこれまでに取り組んできた活動や実績は、現在でも各方面から高い評価を得ています。
稲盛和夫さんが最近受けた表彰などは、以下の通りです。

・2014年 公益財団法人五井平和財団「五井平和賞」を受賞
・2015年 鹿児島市市民栄誉賞
・2018年には京都府から開庁150年記念特別功労表彰を
・2019年は鹿児島「名誉県民」第1号

また、イギリスからは、名誉大英勲章KBEを受章しました。

推定年収・資産

稲盛和夫さんは、フォーブス誌が発表した2017年度のJAPAN’S RICHEST RANKING TOP 50において、第49位にランクインしていました。
資産額については、840億円との記載があります。
この金額だけを見ても、一般庶民には考えられないような高額な年収を得ていると推測できます。

稲盛和夫さんは、これまでに鹿児島県や市に対しても億単位の寄付をしてきました。
数年前にも母校の鹿児島大学へ京セラ株100万株、稲盛記念館などの寄付活動も頻繁に行っています。

稲盛和夫の家族構成(嫁・子供・孫)

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稲盛和夫さんは、韓国農業の父と呼ばれた禹長春の四女である朝子さんと結婚しました。
奥さんとの間には、3人の子供(娘)が生まれており、お孫さんもいると言われています。

稲盛和夫の評判・噂

稲盛和夫さんは、80代の高齢であることやSNSなどをやっていないことから、評判や噂などの情報があまり見つかりませんでした。

しかし盛和塾の塾長を長年務めてきたこともあり、経営者や起業に興味がある方たちから、非常に尊敬されているようです。
また、稲盛和夫さんは、「生き方」、「稲盛和夫の実学」、「心。」、「稲盛和夫の実学―経営と会計」などの著書も出版されており、読者からも高い評価を得ています。
稲盛和夫さんのこれまでの経歴を見る限り、非常に有能で、努力家、チャレンジ精神の高い人物であることが窺えます。

まとめ

今回は、稲盛和夫さんの現在、経歴、実績などをご紹介しました。
稲盛和夫さんは、子供の頃は受験に失敗してしまったこともありましたが、社会人になってからは実業家として大成功を収めました。
現在ではかなりのご高齢なので健康状態などが気になるところですが、これまで頑張ってきた方なので、のんびり余生を楽しんでいるのではないでしょうか。

稲盛和夫さんが築き上げた実績は消えることなく、今後も高い評価を受け続けるでしょう。

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