見出し画像

介護とBTSなんです MMM-MUSE

こんな時だからこそ書きます。


敬愛するJIMINちゃんのセカンドアルバムがリリースされました!
MUSE。
英語が全くできない私としては「音楽の女神」に捧げるアルバムなのかな?などと単純に思っていたのですが、念のため調べると色々な意味があったんですね。
まずはギリシャ神話で文芸、学術、音楽、舞踏などを司る女神ムーサの英語読み。音楽や舞踏と言えばまさにJIMINちゃんな訳で、だよね、だったんですが、
英語のMUSEには名詞の他に動詞もあったと初めて知りました。
動詞では「熟考する」とか「思索する」という意味になるのだそうです。
MUSEに導かれて創造性に思いを巡らせる、みたいな感じでしょうか。
誰でしょう、こんな素晴らしい単語を見つけてきてタイトルに据えた方は。

前回はRMさんが1曲ずつJIMINちゃんに聴かせたように、今度はJIMINちゃんが1曲ずつ聴いてもらうという構成になっています。

1曲目の「Rebirth」。
初めて聴いたときはちょっと衝撃でした。あまりの美しさに。アンセムのような厳かなイントロ。JIMINちゃんの突き抜ける高音の素晴らしさ(褒めすぎ?)
BTSの楽曲の中では「Answer:LoveMyself」以来の感動でした。私には。
RMさんは「この曲はFACE全部よりいいね」と、聞きようによってはディスりともとれる褒め方をしていましたが、JIMINちゃんごめん、私も同じ感想です。1曲目で「これは絶対にいいアルバム」と確信しました。

で、もっと驚いたのが、このアルバムが「FACE」とほぼ同時進行で作られたということです。あまりに違い過ぎる。
コロナ禍ですべての活動が止まってしまい、どうしようもなく自分の内面と向き合わざるを得なかった時期を想って作られたアルバムが「FACE」だとすれば、「MUSE」の方にはJIMINちゃんらしいファンへの愛情が詰まっているように感じられます。
JIMINちゃんの気持ちを勝手に妄想すると「FACE」は初のソロアルバムで達成感もあるんだけど「何かモヤモヤする」と。「こういったネガティブな感情を吐き出したまま兵役に行ってもいいのかな。ファンへの置き土産としてはどうなんだ?」みたいな感情があったのではないかと。
JIMINちゃんは、
「最近ワクワクするような気持ちを感じてない。一生懸命やってるんだけど、何かに夢中になってのめり込むということができてない」
と語っています。
それはすなわちステージ活動ができてないということ、ライブで、ファンの喜ぶ顔を目の当たりにして、俺の人生はこれだと、こうやってファンと感動を分かち合うのが俺の人生なんだと、そういった高揚感を長らく味わってないよな俺は、という意味で語っているのではないかと思うのです。
なのでファンにはそういったワクワク感を置いていきたい、と考えて作ってくれたのが「MUSE」なのだと私は受け止めております。

2曲目の「Showtime」でそのワクワク感を期待させてからの「SGMB」。
この曲は6月に先行リリースされましたよね。私、先行リリースの情報を知ったときは「Closer Than This」みたいなバラードが来るんだとばかり思ってました。なのでJIMINちゃんの可愛さ全開の人生全肯定みたいなこの曲を聴いたときは呆気にとら…ではなく良い意味での裏切り感があって本当に嬉しかった。思わずWeverseに「明るいやん!ありがとう!」と投稿したほどです。不在中の欠落感が吹っ飛びました。

SGMBは「FACE」の製作スタッフがそのままメンバーになってるバンドとのこと。MVにも出演されてますよね。
それで思い出すのは「FACE」の製作途中にRMさんが様子を見に来て、内容をチェックしているビハインド映像です。
JIMINちゃんによるとRMさんは真剣なとき少し下あごが出るそうなんですが、まさに下あごの出てるRMさんの横顔を伺いながら、メンバーの4人がシーンとなっている場面があるんです。採点待ちの高校生みたいな雰囲気で何回見ても笑ってしまうんですが、RMさんがいないときのメンバーのまあ楽しそうなこと。自習時間か、みたいな感じで。
「MUSE」では「より皆んなの絆が深まっている感じがする」とRMさんが印象を述べていますが、分かります。完成度に表われてる。「FACE」の完成度が低いという訳ではなくて、何だろう、下世話な表現で申し訳ないのですが、より鑑賞に耐えうる商品になっている、という感じ。同時進行でよくここまで、と驚かされます。

で「Slow Dance」「Be Mine」「Who」と続いていく訳ですが、皆さまはどの曲がお好みですか? どれも良くて決められないとかないですか?
それほどに趣向を凝らした曲ばかりで、JIMINちゃんの底力を感じます。

以前何かのインタビューで、今後ダンスとボーカルのどちらに比重を置きたいか、と聞かれたときにJIMINちゃんはボーカルと答えていて、それを聞いたか読んだかしたときに、意外に思った記憶があります。「JIMINちゃんだったらダンスでしょう」と思っていたのですが、今回のMMMでも「ボーカルを基礎から学び直している」と語っていましたね。なので、このアルバム曲の多彩さは、JIMINちゃんにとってはボーカルの実験場とも言えるのかも知れません。
JIMINちゃんは練習生のまだデビューできるかどうか分からなかった頃、デビューが決まってたVさんとJKのボーカルのレッスンに同行して、部屋の外からその様子を聞いていたと言います。そして帰ってから一人で練習したそうなんですね。そのときからJIMINちゃんは変わってないんだろうなと思います。

で、最後に来るのが「Closer Than  This」。
これは入隊してからすぐにリリースされた楽曲でした。歌詞も含めてちょっと切ない系のファンソングですよね。
この曲が聴こえてきたとき「あっ」と思いました。単独で聴いてたのと印象が違う。「MUSE」というアルバムの最後に持ってきたことで、アルバム全体のパズルがカチッと収まった感じ。本当に上手く作ったなあと思いました。

ということで、このアルバムが好きすぎて毎日聴かせて頂いてます。通勤時に車中で聴くんですが、また通勤時間とピッタリ合う長さなんですよ。

JIMINちゃん、進化してます。
MMMでも進化した自分を語っています。
いいことを色々言ってるんですが、いちばん嬉しかったのは、
「以前の自分はステージを失敗したとき、すごく落ち込んでた。だけど今はできると思うけど少し時間がかかりそうだな、とにかくやってみようと思えるようになった」という言葉です。

JIMINちゃんと言えば完璧主義。
ドキュメンタリー映画でも落ち込んでいる姿がありました。
スタッフの方が「大丈夫だよ、うまくやってたよ」と励ますのですが、自分が失敗したことをいちばん分かってるJIMINちゃんはそれが許せない。くよくよしてしまうし、多分そうなってしまう自分のことも嫌だったんだろうな。これ、しんどい性格ですよね。失敗した原因を考えるとき、あそこがダメだったから、ここがダメだったから、とネガティブなことばかり考えて自分を追い詰めかねない。
そんなJIMINちゃんでしたが、今回の経験で色々と吹っ切れたものがあったんですね。不安はあっても乗り越えられる、という自信が伺えます。良かった。

こういういい感じのJIMINちゃんに1年半はキツいな。でも真面目な彼のことなので、今は軍生活に没頭してるかもしれませんね。そしてそこでしか得られない力を身につけている最中だと思います。
改めて「MUSE」をありがとう。元気で帰って来るのを待ってるよ、と伝えたいです。



最後までお読み下さった方は本当にありがとうございます。

触れんとこう、触れんとこうと思ってたんですが、やっぱり書きます。

8月7日に届いたユン氏からの重大なお知らせ。
最初は「何やってんの!」という思いで、怒りと心配が行ったり来たりしていました。

あれからほぼ1週間。ちょっと冷静になりました。
ことの重大さを別にして今思うのは、ユン氏ってやっぱり掴みどころのない男なんやなあ、ということです。
だって普通やりますか? 世界のBTSですよ。その社会的立場、影響力を考えれば、普通はしませんよね。でもユン氏はやらかした。

色々と理由はあると思いますが、今想像するのはユン氏の無意識です。
ユン氏の無意識は、大きくなり過ぎた「BTSというバブル」に針を刺したかったんじゃないかと想像してしまうのです。
音楽的成功を遂げて、今そこに色んなものが乗っかってきてますよね。他のメンバーは「BTSの名を汚さないように」と、そういった一つ一つに真面目に取り組んできました。勿論ユン氏も頑張ってきました。
だけど彼の無意識は、そういった全てが本当は嫌で嫌でたまらなかったのではないでしょうか。
で、もっと想像するのは、これが無意識だったらいいんですけど(良くないですけど)、本当はどっかで意識してたんじゃないか、ということ。にしては、やったことが重大過ぎてそれはないかと思いますが。でもそういう想像をさせるところが、私が思うユン氏の掴みどころのなさなんです。

いずれにしてもユン氏が運の強い男であることは間違いありません。取り返しのつかない事態になる前に警察のお世話になれたんですから。

最後になって、大好きなJIMINちゃんがどこかへ行ってしまいました。
どうもすみません。
ありがとうございました。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?