見出し画像

【SUZUKI GIXXER150に2年乗ってみて ~燃費・トラブル~】

こんにちは!童です。

今回は私が普段乗っているSUZUKI GIXXER150 2019年式について、

2年間(1万キロ超)ほど乗ってみての感想なんかをご紹介したいと思います。

もし購入を考えている方などはぜひ参考にしてください!

基本スペック

基本的なスペックはこちらなどを参考にしてください。
コンセプトは「毎日、遊ぼう。」
普段使いや週末のツーリングなんかで楽しめるバイクです。
見た目は正直250ccクラスと大差ありません。

ジクサーはインドで生産されており、いわゆる逆輸入車になるそうです。
名前はGSX-Rの海外での愛称がジクサーなんだそうで、一応派生機になるんですかね?

エンジンは空冷単気筒です。ドコドコして楽しいです。
2020年式からは250ccクラスも登場し、こちらは希少な油冷エンジンとなっております。(150ccは変わらず空冷)

2020年式との見た目の大きな違いはヘッドライトの形状で、2019年式はLEDになる前の型となります。シートとグラブバー形状も変わっており、リアフェンダー有無の違いもあります。
ここは好みが別れそうですね。
また、2019年式にはフロントブレーキのABSは搭載されていません。

2019年式

画像1

2020年式

画像2

乗り心地について

私は通勤でほぼ毎日乗っており、休日に気が向けばツーリングに行くという使い方をしております。

普段使いではそれほど気になる点はありません
インドでのハードな使用を想定してか、トルクが強いので発進時のエンストはほとんどありませんでした。少々強引な使い方程度ではビクともせず、初心者ライダーには有難かったです。
車重も150キロにならない程度なので取り回しやすく、頑張れば降車後にグイッとズラせたりします。
変速は4~5速あたりで巡行することになるので、ガチャガチャするのが楽しい方にはオススメです。(ストレスに感じる方もいるかも)

長距離ツーリングでは走行自体にストレスはありませんが、シートがやや固めなのでお尻が痛くなりました。

また、高速道路走行ですが、
体感では150ccでも全然大丈夫です。100km/h辺りがラクに出せる限界で、条件が整っていれば120km/hまでは出せるかな?という具合です。
振動も手や尻が痺れるほど強くはなかったです。
ただ精神衛生上は良くなかったですね。これは個人差が大きい点です。
たまに高速に乗って遠出がしたいというくらいなら充分に走ってくれます。
しまなみ海道楽しかったです。

燃費について

燃費は噂通り極めて良いです。
大体50km/L弱は走ります。

せっかくなので直近1年分の燃費のデータをお見せします。

画像3

ちょっと見辛いですが、青いのが1Lあたりの走行距離(右軸)です。
(オレンジは左軸の給油量です)
この一年弱での平均は46.2 km/Lでした。
高速道路に乗ったりすると50 km/L超くらいになります。
ガクッと燃費が悪くなっている所がありますが、ひどい渋滞に巻き込まれた心当たりがありますね。

この燃費の良さはジクサーの大きな強みだと思います。

整備・故障・トラブルについて

整備は定期的なエンジンオイル・フィルターの交換のほかには、チェーンの調整しかしていません。ほとんど手がかからないです。

故障については、走行に問題の出るような大きなものはありませんでした。
ただし以下のような小さなトラブルはありました。

・セルの反応が悪い
おそらく原因はクラッチレバー周りなのですが、クラッチの切り具合をイイ感じにしないとセルが回らなくなりました。慣れたので問題ないですが、いつか調整しないといけませんね。

・N→1速に入りづらい
特に納車したての頃が顕著でしたが、停車時にN→発車時に1速入れようとしたら入らん!ということがしばしばありました。少し後ろに下がれば入ります。慌てないで。

・Nと1速あるいは2速の間に謎のギアがある
たまに中途半端なところとインジケータが認識し、空欄になります(N→” ”→1みたいな)
実際はちゃんとギアは入っていますが、認識できない時があるようです。

・5速が消える
高速走行が長引いた時に、突然5速のインジケーター表示が消えました。(ちゃんとギアは5速のまま問題なく走れました)
変速を認識する部分は少し弱いのかもしれませんね。

この2年弱ではこの程度のトラブルしかありませんでした。バイク屋に駆け込むような問題はそうそう起こらない、堅牢なバイクだと思います。

最後に

ジクサーはいいバイクだなと思います。
購入時は学生で、資金的な余裕がありませんでしたが、これだけの性能の中型バイクが新車で30万円せず手に入ったのは有難かったです。
軽くバイクを楽しみたい方にも、毎日走りたい方にも手軽に楽しめるバイクなので、オススメです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?