ボトルシュリンプ【テナガエビ脱皮の標本】0114
ボトルシップならぬボトルシュリンプ。
手のひらほどの小さな瓶に入ったテナガエビ君。上からも下からも眺められる。
もちろん真正面からも。蓋がわりに度が合わなくて使わなくなったメガネのレンズを接着した。
よくふらっと遊びに行く川辺にこの美しい抜け殻が落ちていた。
穏やかな砂地だから、外敵に襲われることなくここまで丁寧に脱げたのだろうか。
天女の羽衣ならぬテナガ君の透明な抜け殻、足も爪もほぼ完全に残している。奇跡だ。
休日にはパジャマを脱ぐことすらしない僕には真似できない。