まよいご
フォロワーさんの迷子の記事を読んで思い出したことがありました。私はカーナビを使わない(使えない)人ですが、故だんなさんは、超方向音痴でした。運転もほとんど私で、たまに長距離だったりする時は交代で運転しましたが、袋小路に遭遇すると降りて「変わって」と、言うのは旦那さん。
ええい・・・仕方ねぇな、と言って、助手席のヘッドレストに左手をかけて、片手ハンドルでぐぃいいいってバックしながら脱出させるのは「私」でした。
おうちの駐車場でも壁際に寄せると「俺はぜったい無理だ」と、幅寄せするときは私。まあ、一般的に考えると一般的な多くの場合とは逆、と言えたりするのかもしれません。
ところが、建物に入ったり、地下に入ったりするとセンサーが狂うので、東西南北がわからなくなります。と言ったら、ある国際人の姉御に「鳩みたいだねぇ」と、言われて爆笑しました。
そう、外にいれば東西南北がわかり、雲の流れでどっちが東か西かも、方位磁石なしでわかります。動物的なのかもしれませんが、道を覚えるのは得意だと思います。
ところが旦那さんは真逆だったので、うちの裏を通ってても「ここどこ?」って聞いてきます。まあ、興味がないので覚える気がなかったんでしょうけど。
で、思ったのが。仕事で場所を指定されたとき、どうやって行ってたんだろ?彼はスマフォを持っていなかったし、うちの車にはカーナビ(私が必要ないから)もついていなかったんです。
あるとき、旦那さんが交通事故を起こしました。電話がきて、「きて(現場まで)」というのです。とりあえず怪我はしていないようですが、車がぐっしゃりいってしまったようで、レッカー待ちだと。
「どこにいるの?」ときくと
「途中」
と、だけ答えて、電話が切れました。再度電話をかけてもつながらず・・・・
途中ってどこだよ!!!
って思ったんですが、私には霊感が強いという特技がありまして、んーーーーーーと、目をつぶって集中しました。どこかわからんけど、やつは裏道や近道は通らないから、取引先のあそこにいくには、おそらく本道の王道しか通らないだろう。
と、コナンばりに推理を働かせながら、車を走らせました。
取引先に近づいてきた・・・ん?100m先に背の高い男が立っている・・・
いたーーーーーー!イタコレ
みつけました。推理は見事あたりました。
「途中、じゃわかんないよ」と言うと
「ちゃんと来たじゃん。君ならわかるよ」
・・・・・たーしかに。わかっちまったよ。
ということがあったなあと、まいごちゃんの記事を読んで思いだしたのでした。だから、お仕事で知らない場所に行くのに、どうやって行ってたんだろうなあ・・・近くまで行って、電話かけて先方にきいていたのか。
今となっては謎です。
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