夢のハナシ

魂はどこにいくのかな?

ずっと考えていたにょいちゃんは、ゲームをしすぎて、神様の森にたどりつきました。あれ?神様って森にいるんだ?そう思って、神様のような人に話しかけました。

あのお、あなたは神様ですか?

すると、神様のような人は答えました。
んーそうだなー、神様と言えば神様だけど、まあ管理者ってかな。魂の管理責任者なんだよ。

へー!って、どういうことですか?-にょいちゃんは続けました。

ほら、死んじゃうと天国に行くとおもうじゃろ?そんでもって輪廻転生とか生きている人間は信じていたりするじゃろ?まあ、ほぼほぼあたり。でも違うこともあるんじゃ。

どんなことですか?

天国で会えるよーとか、思ってるかもしれんがな、ほら、みてみぃ
あそこにオレンジ色や薄ブルーのほわほわがおるじゃろ?あれが魂じゃ。わしからは魂が見えるが、魂同志はみえん。まあ、近しい間柄にあったもの同士なら、うっすら色がわかったりはするが、会話はできん。

あ!ほんとだー!なんかほわんほわんの塊が浮いてるー

あれはな、生きているうちにどのぐらい得を積んだかで魂の大きさと重さがちがうんじゃ。そんでもってな、色はその人の持つ個性。どんな人生を歩んだかで、色が決まる。

へー。じゃ、地獄に落ちるとかは?

地獄も天国もいっしょじゃ。この森にいる、ほら、あのどっすぐろーいどろどろした塊があるじゃろ?あれが犯罪者のものじゃ。最後まで反省もせず悪行を尽くした魂じゃ。あれは、転生はできん。

え?転生できるの?

うむ。あの輝いている魂たちは、次の転生待ちの魂じゃ。崇高な魂で、生前たーんと苦労の限りを尽くし、それを乗り越えていったものたちじゃ。あれらは、前の転生時にわざわざ大変な状況を選んで生まれていったのじゃ。

え?転生先って自分で選べるの?

まあ、希望は聞くがな。崇高な魂程、大変な状況をえらぶんじゃ。己の魂の訓練をしたがるからな。あの親の元に生まれたら相当苦労をするじゃろうから、あそこに生まれ変わりたいと希望したんじゃ。

へぇ・・・偉いですね。わざわざ苦境を選んで生まれ変わるなんて。

そうじゃ。それこそ磨かれた強い魂の真髄じゃな。そういう強い魂は守護霊になれるからしばらく守護霊の役割をしながら、次の転生を待つのじゃ。その役目はついている生き人が人生を終えるまで。すると、守護霊は予約をしていた転生先へと進み生まれ変わる。

なるほど。そういう強い守護霊に守られている人って、たしかにいるかんじがする。

そうじゃな。強い守護霊を持てる生き人は信心深く、常に自分をバージョンアップさせようとしている魂の持ち主じゃな。

じゃあ、自分をあやめちゃった人とかはどうなるんですか?

それは残念ながら契約違反となって、再契約はできんのじゃ。自然の寿命に逆らうという契約を破ったからのぉ。転生の権利は与えられないのじゃ。自らその人生に飛び込んだのに、ハードワークする覚悟ができていたはずなのに、全うできなかったからのぉ。なかなか繊細な魂ではあるから、芸術力なども高かったりはするが、契約違反じゃからのぉ。

そうなんだ・・・あれ?ぼくは神様としゃべってますけど、死んじゃったんですか?

良い質問じゃ。おぬしはたまたまこの世界を垣間見ためずらしいケースでのぉ。もし目覚めて覚えておったら、人々に話すがいい。

えーなにいってんのー?妄想すごっ!って言われて笑われておしまいじゃと思うがな。

・・・・・・なんか、神様軽くないっすか?

そんなもんじゃよ。神様ちゅうても、単なる魂の管理者じゃからのぉ。魂訓練所の所長ぐらいじゃ。

ふーん。じゃ、いつか本当に命が終わる時、神様に会えるんですね?

そうかもねー。まだまだずっと先だろうけどな。ひとつおしえておこう。そのゲームのコンプリはできないから、あまりのめりこむなよ。

え゛!!!まじですか!!!どうしたら・・・・


あれ?

かみさま?

いない・・・・

ってか、あれ?5:30!!!

かぁかぁ・・・カラスないてる・・・

寝てたのか、寝ないでゲームやってたのか

なんかよくわかんないから、二度寝しよっと。






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