同調圧力

毎度のWcup試合後のクリーン作業で世界から称賛されている報道がありますが、日本って授業終わったら掃除とか、町内会の掃除とか、みんながやってるから仕方なくやってる、っていうひと手を挙げて！って目隠ししたらどれぐらい手をあげるんでしょうね？

ほんとうに心からやってますかね。私は強制されるといやでした。でも、いつも行く保健室（しょっちゅう熱出してたので保健室のお世話になってました）は、ありがたいので掃除したい！って気持ちが沸き上がりました。あとは図書館。あんなにたくさん本があって司書の先生おつかれさまです！って遊びにいったりしてました。

果たしてWcupのゴミ拾いや学校の掃除を心から喜んでやっている人が全員であるかどうかは、マイクを向けたところで本音を言わないでしょうね。日本人は。

あれをみても真似をする外国人は何人いるか。へーすごいね、で終わるでしょう。おそらく。マネしたくなる人が大多数なら、清掃員のお仕事は激減しますからね（職場を奪うな運動でちゃいます）。

つまり、同調圧力故の行動じゃないの？って、なんでも一度は斜めにみちゃう私は思ってしまうんです。カメラのまわっていないところで、誰もみてないところで、トイレ掃除してたらすごいなって思います（コロナ禍だから触れない方いいけど今は）。

結婚式のご祝儀だって、なんであんなにたくさん包まなくちゃいけないの？
３件続いてカードクレジットに手を伸ばしちゃった同僚もいました。１人３万・・・なにそれ。

ほんとうに心から祝って払いたい額ですか？

外国は違いますよ・・・新郎新婦が生活に必要なものをリストアップして、分担して揃えてあげるプレゼントとか、韓国は一度列席しましたが、3,000円のご祝儀を受付で支払って、あとはバイキング。好きな時間に来て、好きな時間に新郎新婦に挨拶して帰る。昼ぐらいから夜７時ぐらいまでやってて、ゆったりしてるんです（結婚式の形式も様々ありますがこんな形の式は日本ではありません）。

日本は秩序正しい国ですが、それって同調圧力が強いからです。無言の空気も漂いまくっているし。

よい点は犯罪が圧倒的に少ない点。ちょっとバッグをレストランの席に置いてたぐらいで盗まれたりはあまりない’（人の目があるし）。外国は教会でもバッグを肌身離さず持ったままで聖体拝領にいきます（神父さんのところにいってパンと葡萄酒をいただき、最後の晩餐を再現する）。じゃないと、秒で盗まれます。自分の身から離した瞬間に。

ある外国なんか目をみながらバッグを持っていこうとする、つまりむりやり奪うらしいです。へたすると、ナイフで腕を切りつけられることもあるらしく、下手に抵抗しない方がよい。

ああ、なんて安全な日本。そう、安全と同調圧力は切って切れないもの。いやだ！こんな窮屈な国！というのなら、外国に住んだ方がいいでしょう。

まあ、多少窮屈でもより安全な方がいいわ・・・というなら、日本がおすすめです（すすめなくても日本人だし・・・）。

それを知ったうえで暮らしていれば、おのずと自分にあった世界を見つけることができると思うんです。

私は同調圧力めちゃくちゃいやな人ですが、外国も苦手です。住みたいと思いません。なので、多くの外国人がいるこの職場、そしてその人たちとこどもたちのお世話する仕事がとても快適です。

中にはいやな日本人もいますが、それはどこにいってもいるので、外国人と日本語以外の言葉で話したりしながら（あいつやばくね？きにすんな、的な）、心のごみ掃除する。翌日すっきり。

もちろんこまった外国人も登場しますが、はっきり言いますから、ストレスはたまりません。なぜいけないのか、ここ日本ではどうしなくちゃいけないか、合わせたくないのなら、給料でないけど？よろしく（びしっ）って言えるので、問題ありません。

そしたら、遅刻したらいくらひかれるんだ？って聞いてきましたけどね・・・遅刻しちゃったけど、いくらひかれてしまうのだろう？っていう日本人の問い合わせはありましたけど、いくらまでひかれるなら、遅刻してもいいやっていう、そういう考え方するやつは少なくないです。外国人は。
日本人よりは圧倒的に多いでしょう。いや、日本人もそう思っているかもしれませんが、恐ろしい空気圧により、喉元が圧迫されて、発言まで至らないのかもしれません。

自分の居場所は自分で探す。そして作り上げる。

これはずっと思っていたことなので、学校も自分で選び、いつも自分の意志で動いているため、不平不満はありません。やってみてだめなら、違うプランを考えればよい。生きているうちにしか、脳みそは使えないんだから。

知ること

大事です。