自動車免許不適応者

交通事故はほんと気を付けなければいけません。かなり昔、事故の相談センターで受付をしていたことがありました。そこで相談に来られる方は、多くが加害者に誠意を求めるんですが、残念ながら必ず誠意を示してくれるとは限りません。考えたら、事故を起こすような運転をしているわけですから、誠意ある運転はしていないわけで。

もちろん人間ですから間違ってしまうこともありますが、加害者の場合は無謀な運転、自分勝手な運転をした結果、事故を起こしてしまう可能性は低くありません。

従って被害者が加害者に誠意を求めても思うような対応はしてくれない可能性も考えておいた方はよいでしょう。

最近は高齢者の事故が多く報道されていますが、うちの近所で８０歳近くで農作業場まで運転していたおじいちゃんはいつもおばあちゃんを隣にのせて超安全運転でした。

事故を起こしてしまう人は、過信しているのではないでしょうか。それは高齢者だけではありません。最近の事故状況を見ると、やはり免許取得のレベルもあげるべきだと思います。

どこかで利権が絡んでいるのかもしれませんが、人命には代えがたいです。ここまで車が増えているのですから、基準を厳しくするべきだと思います。また、運動能力や体力に問題がなくても、心が不安定な人がハンドルを握るのは大変危険です。常に落ち着いて冷静な判断ができる状態でなければ、運転をするべきではありません。

よくケンカしたあとに運転しちゃだめだよ！なんて言いますが、私も免許とりたての頃（18歳）、母と喧嘩してそのまま父の車を借りたら、ガードレールにががががと擦ってしまいました。父は何もいいませんでしたが（修理せずそのままでした）、やはりイライラしていたり、動揺しているときに運転するのは危険だと思いました。

免許取得では、適正な判断力を見極める基準をしっかりと設けてほしいものです。