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不器用な愛

負のエネルギーをぶつけてくる人からは持ち前の瞬発力を発揮してよけるかかわすかそんな術を身につけていきましょう楽しいことにエネルギーを注いでいると心体力もupしますねそれにしても暑いですわNUです。残暑暑すぎお見舞い申し上げます。

コロナに感染してごめんなさいって謝っているタレントさんがいらっしゃいますけど、謝る必要はないんじゃないかなって思います。この期に及んでみんな対策を講じていても感染を免れない場合もあるでしょう。

感染者=悪という図式を作ってしまうと、県外ナンバーをみつけただけで泥をかけてきたり、嫌がらせをすることが正義だと勘違いする人もでてきちゃうのが残念で仕方ないです。感染してしまったことは残念ですという言い方の方でよいのではないかな~と思った次第です。

さて、話は180度変わりまして、世知辛い世の中ですが、不器用君だけど愛おしいなあという場面を思い起こしていました。

K君はまっすぐな子ですが、まっすぐ故、ちょっと方角がずれるととんでもないところに、矢を飛ばしてしまいやばっ、となってしまうことがあります。K君は運動神経がはんぱないので、行動力はあるのですが、反射が速すぎるため、タイミングが微妙にずれてトラブってしまったことがありました。

あの日もそうでした。Sちゃんが遊んでいたところに、K君が良い所を見せようとしてペットボトルのキャップを、壁に貼ってある的に親指と人差し指ではじいて当てていました。Sちゃんは好奇心旺盛なので、わあすごい!と近づいていきました。すると、K君はSちゃんが動いたことを即座に感知し反応してしまったため、狙いがズレ、はじいたペットボトルのキャップがSちゃんの目にあたってしまったのです。

Sちゃんも普段運動をしている子で、反射神経はよかったため、瞬時に顔をそらしたので、目にあたったように見えましたが、眉毛のあたりに当たったため惨事は逃れました。

しかしアクシデントとはいえ、傷害事故は報告ものですから、当事者をあつめて状況説明と謝罪・・・という流れが必須です。K君はSちゃんに良い所を見せようとしただけだったのに、逆に傷つけてしまった・・・

K君もかなりショックを受け、すぐに謝ることができませんでした。そりゃそうです。悪気があったわけじゃないですから。ただ、悪気がなかったとしても過失とはいえ、謝らなければいけません。Sちゃんは大丈夫、なんでもないよって言ってくれていますが、そう言われたらますます謝りづらくなるK君でした。

気持ちを落ち着けてから、自分のやり方でよいからSちゃんにちゃんと気持ちを伝えようねと伝えておいたところ、本好きで物知りで文章力もあるK君は手紙をかいて、Sちゃんに渡しました。

Sちゃんは自分が近づいていったから悪かったんだ。加害者は私だと、K君が落ち込んでしまったことに心を痛めていました。二人ともお互いのことが大好きなのに、ちょっとしたことで、心のすれ違いが起こってしまうものです。

素直でまっすぐな程、不器用だったりしますが、その純粋な心をずっと持ち続けてほしいな~と思いました。

ごめんね、を言えない子供たちは決していじっばりなだけじゃない。優しければ優しい程、心からのごめんねがなかなか言えなかったりします。

想いは海程に深く

愛は空程に広く果てしない

今日もみんな生きています。


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