観察力

観察力って心の視力かなって思います。眼球じゃなく心の目で観る。
日本人はこの観察力があまり鋭くない人が少なくない気がします。

思うに、外国は常に危険と背中合わせなことが日本のそれよりははるかに多いので、危機回避能力に関するセンサーは日本人の何十倍もの感度があると思います。

小さいころに危機的状況を経験している場合、日本人でも危機センサー感度が高くなる場合があるでしょう。

世の中を俯瞰していると、なんでこの怪しさがわからんのじゃ！！！

と、声に出したくなる場面に遭遇します。もちろん巧みに仮面を使いこなしていたりして、一見わかりにくい人もいるでしょう。

しかしながら、やっぱり裏表がある人は後ろに本来の姿がくっついていたりするので、なにか好ましくないオーラが漂っています。

一方、裏表のない人は、欠点も利点に変えてしまえるほど、正直さが表れているので、好感が持てます。人間なのでだれでも失敗するでしょうけど、

しかしながら、自分を大きく見せるわけでもなく、卑下するわけでもなく正直にそのまんまの姿で生きようとしている人は、どんな人からも好かれます。

つまり危機センサーは強くなくとも、正直人間を感じ取る力は日本人にも大いにあると思います。

うさんくさい・・・

それはなんとなく感じることができますよね。ただ、画面越しだったり直接会っていてもなんらかのごまかしベールがうまく働いていたりすると、わかりにくかったりするのかもしれません。

自分、そして大切な人のの身を守るためには、観察力を磨いておくのは大切なことだなあと思っています。