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共感と協調②-双子ちゃん-

前回の共感と協調の続きです。奇遇なんですが、私の周りには双子率が高く
特に小学校の時は周りに3組いました。チームAはクラスメート男子。
弟が同じクラスで兄は別のクラス。チームBもクラスメートで女子。同じようにお姉ちゃんは別クラス。チームCは幼馴染で同じ学校の1個下の学年。

どのチームとも比較的仲が良くて、双子の両方の性格はわかっていました(全チーム一卵性)。おもしろいことに、ベースの性格は似ている(同じ?)んだろうなというのは、感じられるのですが、性格は正反対なんですよ(高校のときも2組友達がいましたが、相方が別の学校だったので、性格の把握は微妙)。

まず、チームAの同じクラスだった子はおとなし~くて、気が弱い。同じ班だったので、一緒に活動したりってときも、オロオロしてるので、ほら、こっちだよ!って誘導してあげたり。兄の方はやんちゃを絵に描いたようなタイプで、うるさいうるさい。1時間に1回は先生に叱られるっていうようなタイプ。

チームBの女子も同様、私のクラスの子はニコニコしていてやさしい。姉の方は同じ顔してて、ほとんど笑わないクール美人。チームCに至ってはお母さんが間違えるぐらいザ・双子!って感じなのに、おねえちゃんは社交的で活発いつも外で遊んでるような子で、妹は技術者系。めがねかけてて本ばっかり読んでた。

パッと見は3組のどの双子も性格は違うんです。でも不思議なのは、相手に何かあった時に、わかるらしいんです。あるときチームAの男子がなにかそわそわしていたので、「どした?」と尋ねると、わけはわからないけどなんか、やなかんじがする。というのです。すると、しばらくして兄の方が骨折したという情報が入りました。

他の二組に関しても同様のことがよく起こるらしいです。そして、どのチームも「思考発想」は酷似しているんです。性格や行動様式は違うけど、考えていることはほぼ一緒だから、何も言わなくても相手の考えがわかるらしいです(声に出さずに会話できるらしい。以心伝心ってやつですね)。

そもそもキャラ分けは本人たちが無意識に行っているようで、双子のひとりが暖色系が好きなら、もう一方はあえて寒色系を選ぶというようになっていくようです。

双子って興味深いですね。そういう研究もおこなわれているらしく、双子の一人が宇宙飛行をし、もう一人は地上で1年暮らしたそうです。すると、宇宙飛行をしていた方が、めっきり老けちゃったらしいです。その他もろもろいろいろな結果(肉体的にも精神的にも)がでているらしく(いつか紹介しましょうかね?)、人間というのは、環境に大きく影響されるものなんだ・・・ということは否めないようです。

今いる私が、Aという道を選んだ場合と、Bという道を選んだ場合。また、肉食をし続けた場合と、魚・野菜食を続けた場合。グループαに所属した場合と、βに所属した場合。どういう友達やパートナーを選んだか、というのでも違ってくるんでしょうね。

選ぶ本によっても、思考活動への影響が違うだろうし、まあ多読乱読して自分のライフスタイル&思考活動に合ったものをみつけていく、というのも一つの方法かもしれません。

似ているようでも違う、違っていても共感できる。人間って面白いですね。

さいならさいならさいなら

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