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イヤホンが無個性になってしまった話

先月末に日本限定100個とかいうイヤホンを「限定」という言葉に踊って購入。
campfire audioのsaberです。

やれエージングだのイヤピだのリケーブルだのと一通りのお作法をこなしたわけですが、当初感じていた音質傾向の個性が消え失せるという事態に。

このイヤホン、2DD+1BAというあまり無い珍しいドライバ構成ということでしばらくは低音がよく出る個性的な音だなと感じていたわけです。
箱出し直後はサ行刺さりまくりだったのが数十時間のエージングで改善。元々高音好きな自分としましてはリケーブル銀線にしようと試みたところ、なんと高音はそのままに低域が消失するという謎の事態になってしまいました。
イレイザーヘッドに睨まれて消された個性。ボーカルだけが涼やかに響く寂しさよ……
銀線は合わないタイプのイヤホンでしたとさ。

そんなわけで、ケーブルはUncommonのPC tripleC線、イヤピはfinalのタイプEという無難なかんじに落ち着きました。
澄んだ高音、聴きやすいボーカル、広い低域、タイトに沈み込む深い極低音……
とても善きイヤホンです。


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