インターン行くべき?22卒向け就活ガイド
「インターン行ってもなんの意味もなかったよ笑」
そんな言葉を先輩から聞いて、やっぱりインターン行かなくても良いかな?なんて考えている方、いませんか?
ハッキリ言います。
インターンは"選考直結型"でなくても有利に働くことがある!
今日はそんな就職活動におけるインターンシップへの考え方、探し方をまとめます。
1.インターンシップの種類
インターンシップは期間によって3種に大別されます。
□1Dayインターンシップ
1日で行われるインターンシップです。
基本的には簡単なグループディスカッションと会社説明会で終了するもので、社員の方の生の声や雰囲気を知れる点にメリットがあります。
また、1日だけ就職活動に充てれば良いため、3年生の貴重な時間を削られにくい点も魅力です。
□短期インターンシップ
2日〜7日間程の期間、インターンシップ生として出社し、課題やグループディスカッションを行いながら、会社についての説明を受けるインターンシップです。
1Dayインターンシップに比べ、長い時間を会社の方と過ごすため、深く知ることが出来ることは勿論ですが、自分の顔と名前を覚えて頂いたり、なかなか聞きにくい給与や福利厚生、残業時間について質問できる点が魅力です。
比較的パワーを使うので、志望度の高い会社に絞ると良いでしょう。
□長期インターンシップ
1ヶ月〜半年程、その会社で勤務する長期インターンシップは、有償となる場合が多いです。
その為、アルバイトの代わりにインターンシップする、という感覚になります。
深くその会社について知れるだけでなく、実際に就業することで、自分の適性や業界理解が深まります。
インターンシップは以上の3種類に、それぞれ"選考直結型"か否かという観点を加え、6種類に細別されます。
多くの人が「インターンシップが役立つ」と言っているのは、最後の"選考直結型"の場合です。
選考直結型とは、インターンシップ参加後、特別なルートで本選考に進むことが出来る形態を指します。
参加者全員に案内がある場合もあれば、その中でも特に優秀な人のみが推薦される場合もあります。
私も全てのパターンのインターンシップに参加した経験があります。
選考直結型の企業様だと、いきなり最終面接という場合もあれば、Webテスト免除、2次選考から通常ルートに合流、インターンシップ後内々定など様々ありましたが、全てに共通して、非インターンシップより有利であったと感じます。
しかし、選考直結型でなかった企業へのインターンシップは無駄だったか?と言われるとそんなことはありせんでした。
2.インターンシップに行く本当の意味
まず「経験を積める!」「業界理解が捗る!」「企業理解出来る!」といったものは今回取上げません。
いやだって、そんなことはわかってんだよ?!って感じですよね?笑
就職活動でインターンシップは必ず行った方が良いです。しかし、その理由はなにも選考直結だからではない、ということを知って欲しいと思います。
︎︎︎︎︎︎□インターンシップ参加経験は聞かれる
就職活動を始めると企業からマイページ登録を求められる場合がほとんどになります。
マイページには学生側が基本情報を登録し、企業は選考の案内や合否通知をマイページ宛に送信します。
この基本情報に「インターンシップの参加経験」が含まれる企業があります。
インターンシップに何回参加したか、それはどこの企業なのか、インターンシップでどのような実績を残せたか?など聞かれる深さは企業によりマチマチです。
最も基本的な設問は
・インターンシップに参加されたご経験のある方は企業名と期間、その内容を簡単にご記入ください。・インターンシップに参加されたご経験のある方は以下からご選択ください。
1.1社 2.2~5社 3.6~9社 4.10社以上
という記述型と選択型です。
いずれにせよ、インターンシップの参加経験から、就職活動への準備や他社が学生をどう評価しているかを確認してると考えられます。
インターンシップに参加しているから内定が出ることはありませんが、同程度の評価のライバルとあなた、どちらかを選考通過させるとしたら、インターンシップの参加経験がある方を選ぶでしょう。
□インターンシップで優秀な仲間と繋がれる
インターンシップ参加者は、ともすれば本選考より高い倍率を勝ち抜いた精鋭達です。
そこでの出会いは、学友とはまた違ったつながりとして生きてきます。
筆者も多くのインターンシップに現役時代参加しましたが、そこで出会った仲間とは今でも食事に行ったりしています。
就職活動中も情報を共有し合い、有意義な関係を築くことが出来ました。
このように、インターンシップは選考直結型以外にも、選考に役立つ点があるということになります。
3.インターンシップの選び方
インターンシップは物凄く数が多く、どのインターンシップが良いのか悩んでしまうと思います。
しかし、たった1つの選択基準さえ守れば、どの企業でもあなたにプラスの影響を与えてくれるはずです。
選考のあるインターンシップを選ぶ
これに尽きます。
選考がある、というのは「エントリーシート」「面接」「グループディスカッション」のいずれか、または全てが課せられるインターンシップを指します。
これは応募することに意味があり、全落ちしてしまっても選考なしのインターンシップに行けば良いだけなので安心してください。
インターンシップの選考は本選考も担当する人事が、本気でエントリーシートを採点し、面接を行い、グループディスカッションを企画しています。
本選考を前にして、プロ相手に練習出来る機会を逃すべきではありません。
エントリーシートで落選すれば、優秀なライバルに劣っていることがわかります。
面接で落選すれば、自己のアピールの仕方を見つめ直す機会が得られるでしょう。
グループディスカッションの独特の雰囲気に呑まれず、自分の強みを生かした立ち回りを確立することも出来るようになります。
4.インターンシップで落選したらその企業の内定は出ない?!
インターンシップの選考結果が本選考に影響するのではないか?
この不安は本選考が始まると就活生に重くのしかかる問題です。
結論から言うと、影響しない企業が圧倒的多数です。
筆者もインターンシップ落選企業から内定を頂くことが出来た経験があります。
むしろ、人事の方がインターンシップの面接を覚えていてくださり、落選後の過ごし方でアピールすることが出来た為、落選でも、インターンシップ選考に申し込んだ事実が有利になっていたと感じました。
一部、内定者がインターンシップ参加者で構成されている企業がありますが、ごく一部ですので安心してインターンシップに臨みましょう。
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