不便で面倒くさいことを解決するのが一流

私は今の会社に入って半年経ちます。いろんな出会いがあって毎日が楽しいです。

職場でVBAが得意な先輩がいます。すごく優秀だけど語り口が柔らかくて親しみやすい先輩です。今回のタイトルは彼が言った言葉を若干編集しました。
先輩はパソコンを使ったショートカットの技に詳しくて私にいろいろ教えてくれました。私が「すごーい」と言って喜ぶと「すごいやろ」と言ってました。
そんなやりとりを何度かしたある日先輩は教えてくれました。「不便やな、面倒くさいな、なんとかしたいな。それを解決する方法を見つけるのが一流の弊社社員なんやで」と。私の部署では彼の作ったVBAを活用することで定型作業をスピーディにこなすことが可能です。また彼の作ったシステムは就業先の管理者たちの中でも好評で多くの人が利用していると聞いています。

私はVBAに興味がありますがVBAは少し古い技術です。これからはPythonの時代になると思ったのでPythonの勉強をして基礎的な資格を取りました。基本を押さえることで今の技術と解決したい課題を紐付けることが得意になりました。

例えばマイナンバーはユニークナンバーです。ユニークというのは他と被ることのない固有の番号という意味があります。様々な管轄部門で管理されている情報とユニーク番号を繋げることで行政サービスを便利に使うことができる。キーと値は紐づいているので同姓同名の他者と誤認されることもない。こういった新しい概念をスムースに理解できたのはプログラムの基本を勉強したことで得られた成果だと思っています。

今はITパスポートの勉強をしています。私はIT企業で働いたことがないので難しい部分もあります。ITの専門技術だけではなく株式会社の機能についての出題もあります。システムを作る時は部分最適ではなく全体最適を考える必要があります。まだイメージが上手く湧かないのですが重要な視点だと思っています。

最近は生成AIを使うことで想像以上にいろんなことができるようになってきました。これからは解決したいことの問題設定をする力が大事になりそうです。今後も好奇心の赴くままに様々なことに興味を持って不便なことを解決できる自分になっていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?