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@ニュース解説 ヴァージン・ギャラクティック、6月末に初の商業宇宙飛行 他2本

わんこふが注目の最新ニュースをピックアップ&解説します。今日は以下の3本です。

【1】ヴァージン・ギャラクティック、6月末に初の商業宇宙飛行 株価急騰

<<解説>>
とうとうヴァージン・ギャラクティックが本格的な商業宇宙飛行を始める模様。2年前にはヴァージン・グループのドンであるリチャード・ブランソン氏を乗せた宇宙飛行を成功させていたが、先月の有人テストフライにも成功したため、とうとう商業化を発表した。ここで言う宇宙飛行というのは、第一宇宙速度には到達しないが、アメリカ空軍が定める宇宙(高度80km以上)には弾道飛行で行ける、というもの。Ansari X Prizeから20年近く経っての商業化は果たして成功なるか、要注目だ。

【2】生成AI開発へ、国がスパコン増強支援 計算能力3倍に

<<解説>>
サーバーやコンピュータリソースの貸し出しを手がける「さくらインターネット」に国が補助金を出す、というニュース。おそらく、OpenAIがAzureを活用してAIモデルのトレーニングを行い成功した事例を日本でも再現しようとしているのだろう。

Azure→Microsoftが提供しているクラウドコンピューティングサービス

【3】テスラ、「モデル3」購入者の急速充電3カ月無料に-在庫一掃目指す

<<解説>>
EVの充電施設に関してフォード、GMと提携を結び、既にアメリカではテスラの充電規格がデファクトスタンダードになっている。テスラとしては、ここで勝負を仕掛け、国際的な充電規格にまでもっていきたいのではないだろうか。もしそうなれば、テスラが太陽光発電と蓄電/給電設備、そしてEVを組み合わせた分散型電力システムで世界の電力ビジネスを獲るかもしれない。

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