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手摘み60kgチャレンジを振り返る

どうも、最近歯磨き粉でアナフィラキシーショックになった高木です〔調べたらあるらしいですよ?〕

ちょうどいつもの歯磨き粉を切らしていて、違うやつを使った結果全身が痒くなり、猛烈な腹痛に襲われ、そして呼吸がしづらくなると言う結構ヤバめなあれでした。

さて、2024年のお茶を販売する日も決まって色々と考えているんですけども、やはり今年のお茶の1番の目玉はやはり皆様で挑んだ"手摘み60kg"のお茶ですね。

何で60kgなのか?と思う人がいると思うので説明させて頂くと、茶葉を一回で製茶する量が60kgだと言う事です。製造ラインによっては120kgや30kg、さらに細かく言うと色々あるのですが大方そのぐらいです。〔高木が使用するラインが60kg〕

あんな一枚何グラムかの茶葉が60kg分、、

今考えると無謀な挑戦です。

鰐八一身長が小さい小川誠二郎さんには

「1日じゃ摘みきらんめぇ〜」
「無理やろぉや〜」
と言われて
「やった事あるんすか? あ?」

と詰めた事を思い出します。

何故この挑戦をやろうと思ったのかは記憶がありません。〔嘘です、インスタの投稿に書いてますのでそちらをお読み下さい〕https://www.instagram.com/p/C5dANu6yUai/?igsh=a2hrYnYya2tubXp2

と言う事で、自分のお茶、、自分と言うものを俯瞰してと言いますか、今の自分が本当に色んな人のおかげで作られていると言う事をうまく表現するために「これだ」と思い、見切り発射で60kg手摘みチャレンジを決めました。

いかに自分で回すか自分の力でどこまでやれるか、、みたいな頃から考えると少しは頭が柔らかく面白い人間になったのかなあと思います。。

さて、舞台に選んだのは八女鰐八を代表する叶迫の茶山。

この茶山は耕作放棄地で2022年の冬から2023年にかけて草刈機一本で一冬かけて開拓した男の浪漫が詰まった茶山。

標高600mほどで日当たりも決してよく無く、防霜ファン〔霜焼けを防ぐ扇風機みたいなもの〕もついていない、大場ひろきに言わせると
「気合いが入っとる茶山」です

やるならここ一択でした〔後に後悔する事になるとも知らずに〕

さて、やるからには摘み手さんが必要です。

最初は摘み手さんが20〜30人集まればいけるでしょ

と思って募集しましたが、最終的には総勢43名の方に参加して頂きました。謝謝合作🙏

前日から八女鰐八の屈強なスタッフたちが勇ましい顔で鰐八入りしてくれて準備や当日の進行に協力してくれました。

こうすけ、おーくん、鬼木
かーしゃん、律さん
鰐八ファーストレディ諫山
ふみや〔もう中学生〕

そして前のりで県外から駆けつけてくれた方もいたりして前夜祭が"国指定文化財産"の旭座人形浄瑠璃会館で盛大に行われました。

そして当日、、


ここにこんな車泊まる事ない
農道なので大丈夫ですよね?

とりあえずこの集合場所から叶迫までの運搬が半端なく大変でした。。


こんな道ですので、、

急遽鬼木のドデカ車も稼働させる始末になりました

軽トラの方がかっこいい

そんなこんなで何とか始まりまして、


一丁前に挨拶する高木

来場者プレゼント「謝謝合作T」の配布〔ご協力ありがとうございますの意味らしい〕



笠原が生んだ鬼才のKOSK OOKUBOの世界展も同時開催しました〔前日思いついてばたばた絵持ってきてスタイル〕


最年少は3ヶ月の赤ちゃんから、おじいさまおばあさままで皆さん本当に良い顔で摘んで頂けました。



一芯二葉というお茶摘みスタイルを忠実に皆様が守って下さったのでめちゃくちゃ良い茶葉が集まっていました。


昼休憩は近所の森さんが準備してくれてこれはとても良い演出をさせて頂いたなと思います。


改めましてありがとうございます!

さて、最高な感じに見えていると思いますが、皆さんがうまそうに昼飯を食っている中で、1人だけ冷や汗をかいて気が気じゃないやつがいました。

そうです。

鰐八のマッカーサーこと高木です。

何故かと言うと目標の60kgに対して午前中9時〜12時で集まった茶葉は20kg程。

どう計算してもタイムリミットまでに間に合わない事に1人でうろたえていました。

しかし動揺を見せる事なくさりげなく
「一芯三葉」やわらかそうなら「一芯四葉」ぐらいでも大丈夫ですよぉ
と言ってなんとか重量を確保しようとしていました笑

が、、皆様真面目な方が多く一芯二葉を忠実に摘み続けてくれてました笑


ほんとは笑ってない

そして残り2時間となりさすがにやべえと言う事で
「このままでは間に合いませんのでみなさんがんがんいっちゃってくださぁい」

と最終手段の摘み方を伝授しまして、高木の緊張感が伝わったのか、みんなそこから顔色を変えてがんがん摘んでくれました。

そして17時のサイレンと同時に行った計量で

「61kg達成しましたぁー!」

これもんです

いやー最後の方は普通に労働させまくってた感がありすぎて申し訳なかったんですけど間に合わせる事を選んで鬼になりました、、笑

本当は15時ぐらいに終わってみんなでゆっくり話でもしたいなあと思っていたのですがまた来年と言う事で。。

しかしまあ最初の2.30名では死んでたなと思うし、予想外の43名でちょうど時間ジャストって言うところとかもうなんか神からのあれですよね。。

まあ一キロ多かったんですけどね

畦倉重四郎

そんなこんなで来年はさらなるホスピタリティとエンターテイメントとそしてもっと楽に終われるようにしますので是非また来年も懲りずにお願い致します!そして是非来年は!と言う方いましたらお待ちしています!🙂🙂

当日カメラマンで入ってくれたクラッチもありがとう!



https://www.instagram.com/kurafuchi_photographic?igsh=ZnM2dzhkMmU1NDk4
〔クラッチの写真ページ。人の懐に入るのがうまいので自然な笑顔を引き出す天才です〕

そしてご参加頂きましたみなさまありがとうございました!

また来年!

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