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スペース設営

スペースのお話。

スペースとは、イベント参加者で頒布する側が取る場所のこと。大体会議机の半分が1sp(1スペース)。机一個丸々使いたいなら2sp。よほどじゃない限り大体皆さん1sp取ってらっしゃる感じ。
赤ブーさんの公式サイトだと「1spの机の広さ:幅90cm×奥行45cm×高さ70cm(使用する1卓の横幅180cm)」とのことです。
この幅90cmってのが中々絶妙な広さで、1種のみ本の頒布だと流石に広く感じる、でも2~3種類本やペーパー頒布しようとすると途端に狭く感じたりしてしまう。そこら辺が設置の上手さの見せ所なんだけど、いやはやこれが結構むずい。

確か同人復帰後一番最初にイベント参加したときには、2種の本を立てて表紙見えるよう置いて、在庫は少ないので平積み。これで良く見えるぞ!と張り切ってたもんだったがあんな初めて描いたカラー絵の下手くそな本堂々と見せんでも……と今なら若干死。

それ以降しばらくイベント参加時には全て平積み配置してたんだけど、まぁ目立たないわけです。立ってる人からの目線を考えたら平積みは意外に見えないのだ。見てほしいけどこんなヘタなもん見てほしくないという、見てもらいに来たのに訳のわからん葛藤を抱いておりました。

でもやっぱり少しは目立たせたい、というか机の上に立体感が欲しいという気持ちになり「お品書き」を作成してそれを立てて置くことに。これは何回も何回もイベント参加を経てからようやく作った。なるほど立体感が出て良いし、見てくれる人もわかりやすそう。
ネットに上げた当日のお品書きと同じものを印刷してA4の額に入れただけだけど、よーし次回からこの手で行こう!

…と思った矢先の567騒動であれから同人イベントに全く参加できておりません。やっとスペース設置で自分なりのやり方が出来てきたのに、残念ながらそれを楽しめる日はまだ少し先のようです。


他の参加者の方の机の配置を見ていると似たような感じの方が多い印象。在庫数種類を平積み、そしてお品書きの看板。私はやらないけど、ポスター印刷してそれをスタンドにたてて目立たせている人も結構多い印象。あれがあると会場が華やかになるから目立たせたい人は是非ともバンバンやってほしい。
ポスターはイベント終了後、欲しい方に差し上げますって方も割といるので、お気に入りの作家さんがそんな告知出してたら迷わず遠慮せず貰いに行くと作家さんも喜ぶと思う。私はそのチャンスがあった時に「本当に図々しくももらいに行って良いんだろうか」という葛藤が生まれグズグズしてるうちに貰い損ねた過去がある。今思えば、「誰かにあげる」と言っているのだから素直に貰いにいけば良かった。

そして布。
イベント行った事がある人だったり、コミケのニュースを見た事がある人だと、このスペースに各々布を敷いてその上に本を並べているのを見た事があると思う。
これは会議机そのままだと貧相な感じがするからっていうのと、自分のサークルのイメージを出したい、そして机の下の荷物を目隠ししたい(w)っていうのが主な理由かと。
特に机の下ってホント…見せたくないんすよ。
私の場合だと、新刊の在庫、搬入用のスーツケース、購入した戦利品、持ち込みのお昼ご飯、頂いた差し入れ、暇つぶし用のお絵かき帳、ゴミ入れ等々とても雑多になっているので、これをそのまま見られたりしたらとても恥ずかしい。
サークル参加者さん同士は似たようなもんだから良いんだけど。普通に本を買いにきた方にはとてもごちゃごちゃして見えると思うので隠すのが吉なのだ。


もっと頒布数が多い人や本の種類が多い人はなるべくあの狭いスペースの中で設置の工夫が必要なんだろうけど、私のような弱小サークルはこんな感じ。少ないながらも配置を考えてるんだなーと思って頂ければ幸いです。

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