男女の友情


もう4月があと少しで終わってしまう。
2020年の4月が。
きっと何年か経ったときずっと家にいたな、
なにしてたっけな、ネットがあってよかったな、電話があってよかったな
って思ったんやっけな。
と、思い出すのだろうか。

昨日大学のころの友人(男)とテレビ電話をした。
はやりのzoomしてみる?と一瞬なったがLINEでええかとなった。
ただ電話してもな、ということになり
料理をしているところを見せてもらうことにした。
そういう私はどうしても料理する気にならなかったし
お腹もすいていたので20時からの電話の前にケンタッキーを食べた。
自分勝手だなと少し思った。

電話したらさっそく
「ご飯たべたん?」と聞かれ
「ごめん食べた、だからほんまにずっと一方的に見てるわ」と伝えた。

料理の実況を見るのは思いのほか楽しかった!!
オムライスを作っていたのだが
玉ねぎを着る音はASMRみたいで、しゃくしゃく心地良かった。
近況を話ながらどんどん料理が進んでいく感じもよかった。

もちろん電話!だけをするのもいいが
なにかを向こうがしながら、というのもいいなと思った。
こっちもなんだか何も考えずに、いい意味で集中せずにだらっと話せた。

たまに上半身裸になったり、たばこを吸いだしたり
お酒飲みだしたり、千鳥のDAIGO'Sキッチンを見てるようで
めちゃくちゃ笑った。

あと、普通に料理がうまくてそれも発見だったし笑った。

オムライスを2回、きちんと食べたところ(合計1合の米)も
あ、この人男なんや!と思いよかったが
まったくどきどきしなかった。

食べてるところを見るのはとってもよかった!
この引きこもり生活で思うことは
誰かと一緒にご飯を食べるってほんまに大事やなと思った。
おいし~とお互いで言い合う。
こんなことあってさと話ながら頭の中で半分(もっと食べたいな)と思う。
とか。
そういう日常が本当に恋しくなった。
しゃべることも大事だけど、ご飯を一緒に食べるということも
同じくらい大切で愛しい時間だったことに気づいた。

恐ろしいところは本当にまったくどきどきしなかった。
ありがたい。
お互いに本当に友情がなりたっている。
めちゃんこ楽。
私の恋愛の話もしたし、(むこうはまったくせんが)
ジャニーズの話もなんとなく聞いてくれるし
仕事の話もなんでもできる。
GW東京に会いにいこうかなと言われる。
ドアtoドアならいけるかな?そのまま料理とかしてGW過ごそうかな
と言われる。
まったくドキドキしない。
ここらへんで、私あたまおかしいのか?と少し思い始める。
まじでこの人が下半身まるだしで登場しても爆笑して終わるんだろうな。
男女の友情って成り立つんやな、と思いながら
そんな男友達がいるのラッキーと同時に
ちょっとまずいのか?と思う。

たぶん、こんなこと言いながら
向こうに彼女ができたら絶対にショックは受ける。
それは今まで通りの関係は続かないからや。
絶対に彼女やったらこんな女おったらいややもん。
そう思うと、男女の友情ってなんや?と思った。

あとほんまに思ったのが
もし元彼に電話したら、料理してるところも
ギター弾いているところも、寝れないときに話してくれた架空のおとぎ話も
全部やってくれるんやろうなと懐かしくなった。
あの頃の自分、なにが不満やった??(笑)
まあもう遅いけど。
こんな大変なときにでも連絡とって大丈夫?という話が
できないことが悲しい。
より戻したいとかより、友達に戻りたいねんけどな~
と、思うと、ほんまに男女の友情ってなんや??

まあ答えなんてでないわな。

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