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わんぱくなる軌跡 ⑤

…中学時代の延長線上のアリアな高校生活を送り、勉強する気も失せてたので将来のコトも考えもせず、適当な専門学校に入学しましたとさ…いやいや、めでたくない、めでたくない…(苦笑)

何にもアツくなれないと言うか、アツくならない斜に構える姿勢だけを当時のダウンタウンから真似る…(苦笑)
多感な時期にまったく冷凍マグロみてぇな生活を送っちまったもんだぜ!いやホントにこのままではめでたくもなんともない…でも二十歳を目前にした頃にキッカケみたいな出来事がありました。

ボクは元々嫌味な人間なので、十代の頃は自分のコトを棚に上げ他人のアラばかりを凝視していたように思います。自分自身で「人間嫌い」な人間なんだぜ!と自負し、己を天才の中の天才なんだと狂信していたんでしょうね…何にも真剣にやっていないのに、今思うとお笑い種ですわ(笑)

高校生の頃には拾ったエロ本を卒業し、参考書を買うと親からくすねたお金で、夜な夜な行きつけのエロビデオの自販機の前でふんふんディフェンスを繰り返す不毛な日々。
それと並行して、自分は天才だと狂信していたので、他人に憧れや興味を抱くはずもなく…ジーニアスであると思い込む自分自身の中の探求ばかりしていました。
まさに映画のグランブルーの世界観ですよ。フリーダイバー気取りで自分の内なる世界の悦へと潜水していましたね。

二十歳を前にしたその日、なんか気分がノっていたのか自分の悦の更新を目指そうと思いました。いつも以上に息が続くまで潜った気がしたので、記録更新だぜ!と思い悦面に上がり、いつもの様に「I'm OK」って言った時に景色が変わりましたね。
…今まで悦なる大海だと思って潜っていたモノが、その時から自分の家のちっちゃな浴槽に思えてしまった訳で…(苦笑)

…めでたくないので明日ぐらいにつづくー!

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