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いざ言問はむ
素敵な一日を過ごしているや、否や。
「元気ならそれでいい…」なんて、安っぽいドラマのセリフのような、不思議な安堵感と焦燥感。
秘かに買っておいたプレゼントを、子供たちが寝静まったのを見計らって、そろそろと取り出す。。。
そんなイベントからも解放された。
寂しくも、心置きなく呑めるから、と杯を重ねる聖なる夜。
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'Round Midnight in the Hospital.
妻に付き添って訪れた深夜の病院。そこは意外にも、いや予想通りの、にぎやかなWonderland。
酔って転倒して頭を打ち、氷水の入ったビニール袋を額に当てながらやってきた青年。一見して堅気でなないと分かる(鮮やかな腕模様の)男と寄り添う女。ちょっとしたことで大騒ぎする(勝ってな想像)老女とその娘と思われる不機嫌な主婦。心配性な両親に連れられてきた不満げな男の子。
妄想を膨らませながら、時は過ぎて
世界で一番つらい人って誰。
「仕事がつらい?、もっとつらい仕事をしている人は他にいっぱいいるよ」
かつては、そんな事を言ったり、言われたり。
不安、恐れ、怒り、哀しみ、妬み……負の感情は、他人と比較するものではなく、それぞれがどう受け入れ、どう向き合い、どう折り合いを付けていくか。そんな当たり前のことに気付くまでに随分と時間が掛かってしまった。
海老蔵さんに比べれば、私の不安など一笑に付す程度のものだと理解しつつも、放ってお