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京都金杯2021 有力馬解説

京都競馬場の改修工事のため中京競馬場での開催となる「京都金杯2021」ですが、今のところ2強ムードが漂っています。今回はその2強と中穴馬3頭の計5頭の解説をしてみます。実際この5頭の内で決着する可能性もあると思いますのでぜひご参考にしてみて下さい。

想定2.2倍 1番人気 シュリ

順調に条件戦を勝ち上がり、前走の「リゲルS」でOP勝ちを収めました。中京マイルでも勝利しており左回りでも力を出せる馬です。鞍上も武豊Jが継続騎乗となり心強いです。ただ、この馬の弱点は馬場状態で、良馬場での成績が(5.1.0.0)なのに対し、稍重・重での成績は(0.0.0.2)と100%飛んでいます^^; まだ当日の馬場状態は分かりませんが、寒波の影響で雪などが降った場合には当日までに馬場状態が回復しない可能性があるので注意が必要です。稍重以下だったら切る事を前提にした方が良いでしょう。

想定3.6倍 2番人気 ピースワンパラディ

この馬は1600~2400mで使われてきましたが1600が(4.2.0.0)なのに対して1800~2400では(1.1.2.2)と不安定です。本質はマイラーなのでしょう。中京の1600も(2.2.0.0)と高相性です。道悪は苦にしません。一押しの材料は今回福永Jに乗り替わる事です。中京1600での福永Jの期間内戦績は(19.9.3.19)で勝ち星は断トツの1位です。勝率、連対率は外国人騎手を大きく上回っています。重賞ではイマイチ結果を残せていない馬ですが今回のコース・騎手なら重賞初制覇の期待が持てます。

想定16.5倍 6番人気 トリプルエース

新馬戦を勝ったあとすぐに小倉2歳S(G3)で2着に入りましたが、その後は重賞を使われてきましたが結果を残せず、条件戦に戻り「知多特別(2勝クラス)」4着の後2連勝してあらためて重賞に挑戦というかたちになります。中京は1400を3戦して(1.0.0.2)ですが、特に左回りを苦にすることはありません。また道悪は特別得意というわけではないですが、苦にすることもありません。残念なのは直近2連勝をあげた福永Jが上記のようにピースワンパラディに騎乗するために降りてしまったことです。初騎乗となる団野Jには頑張って欲しいです。

想定24.8倍 7番人気 レッドガラン

14戦5勝 (5-1-2-6)で重賞未勝利の馬です。北村友Jが継続騎乗となります。非根幹距離の1800mを得意とする馬です。中京は初出走となりますが、この中京マイルはロードカナロア産駒が大活躍しており、(5.5.1.13)で勝率、連対率、複勝率すべてディープインパクト産駒を超えていますので、穴馬の中では期待の1頭です。2000mまでこなせる馬なので、持続力を求められる中京マイルは向いているでしょう。ただ左回りは若干苦手にしているように思うのが気になります。道悪は気にならないタイプです。

想定41.7倍 9番人気 ボンセルヴィーソ

33戦3勝(3-4-8-18)の明け7歳のダイワメジャー産駒です。母父がサクラローレルなのですが短い距離の方が得意な馬です。1400~1600mが守備範囲の中堅馬です。騎手は久々に鮫島駿Jが乗ります。中京は3戦して(0.1.1.1)という成績で、左回りは苦にしません。馬場適性はよく分からない馬で、4歳までは悪路を得意にしていたのですが、なぜか5歳以降は不得意になっています。今は道悪は苦手と見た方がよさそうです。

以上が有力馬となります。良馬場であれば上位2頭が固いと思われるので穴3頭から3着を探すのが良いでしょう。道悪ならシュリをバッサリ切ってピースワンパラディから流すのが良さそうです。

最終的な印・買い目は、枠順確定後に別記事でアップしますのでフォローをお願いします。また、この記事が少しでも役に立ったと思われた方はオススメもして頂けると嬉しいです^^ノ

ではまた次の記事でお会いしましょう^^ノシ

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