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アイドルマスターミリオンライブ第1幕感想(ネタバレあり)

アイドルマスターミリオンライブ第1幕を見てきたので備忘録的に感想を記しておきます。
1回しか見てない記憶ベースの感想なので瑕疵はあるかも。

まず全体的な感想ですが、「良かった」です。
アイマス初の3Dアニメにコンテンツとして10年を迎えてのアニメ化としうことで期待値が爆上がりしていたわけですが、そのハードルは簡単に超えてきました。

シンプルに第1幕の1話から4話までのストーリーは面白かったし、少しでもミリオンライブに触れたことがあればクスリとできる仕掛けもあったりして飽きずに見ることができました。

特に1話から2話は秀逸でした。
アイドルを目指すきっかけとアイドルオーディションが中心に描かれるこの2話まではアニメの導入として申し分ない内容。未来のアイドルとの出会い、未来と静香との出会い、憧れのアイドルとして登場するAS、少し先に進んでいる翼の登場。スムーズに話が進行し、天真爛漫な未来と父に反対されている静香の対比があり、さらに才能を如何なく発揮する翼との邂逅により、追い詰められていく様は見ていて心が苦しくなったし、そこから未来と翼の手助けにより吹っ切れる静香の姿はカタルシスを感じさせるものでした。
つらつら書き綴って再認識したのですが、1話が未来の物語で2話が静香の物語の印象が強いかもしれません(そう考えると3話翼の話じゃなかったな)。

3話と4話も面白かったのですが、ミリオンライブでプロデューサーをしているから面白いと感じるものであり、そっちに舵を切ったんだという印象でした。ミリオンライブはミリオンスターズだけでも39人(劇中のここまでは37人)いて、全員にスポットを当てようとすると、12話ではどう考えても尺が足りません。3話はまだ数名増えるだけで、いちぽむを中心にしながら百合子やまつり姫が物語を回していたのでまだよかったのです(レジェガ劇伴が神)が、4話は全員集合(37名)したので個々のセリフが早回しになったり、もったいないなと思うシーンもありました。スマホゲームアニメ化の宿命とも言えるので仕方ないかもしれませんが。もう少し出し渋るというか、アニメをパッと見て追い切れるくらいの人数を小出しにするとかのやりようはあるように感じました。

ひとりも手放さないミリオンライブですので、この見せ方だとプロデューサー的には楽しめます。例えば大人組(このみ・莉緒・風花)の絡みとか、みずももとかみななおとか関係性を認識していると嬉しい組み合わせが多いです。個人的にはレコーディングのれいジュリ。桃子が怒って一度休憩するときの恵美とエレナが良かった。

ただ4話のラストシーンで未来とプロデューサーの対話シーンはめちゃくちゃ良かったです。プロデューサーもアイドルも駆け出しなわけですから、ぶつかって話し合って成長していくんだよなとしみじみしてしまいました。

というわけでここまで書いてきました。
総合的には良かった。面白かったと思います。どんなもんだろうと行くか迷ってるミリオンライブのPはとりあえず見て損はないです。
ミリオンライブのノリは存分に伝わるので、ちょっと興味あったら第1幕だけでも見て雰囲気を感じてみればいいと思います。合わなければ期間をおいてアニメ放送まで待てばいいですし。

最後にもう一つだけ、名前が高速カットインする演出は笑いをこらえるのに必死でした。なんであれあんな迫真なの…。

第2幕も見に行きます。


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