見出し画像

#7 ブライダルカメラマンとして過ごした 10年の出来事05

最近の食生活は、
海苔をひたすらパリパリさせながら
永遠に食べているか、
みかんをひたすらムキムキして食べてるかのどちらか

香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。
(偏食すぎる

さて本日は記念すべき6億9512回目の投稿なので、
頑張って書いていきます!
(俺を信用すると、ろくなこと無いぞ)

第一話↓↓↓(カメラマンに就職した時の課題)

第二話↓↓↓(適正なカメラマンの選び方)

第三話↓↓↓(BBQ最高)

第四話↓↓↓(数々の失敗)

第五話↓↓↓

どうぞ↓↓↓

入社2年目くらいのある日、その出来事は宣告された。

『徳島店で働いてみるか』
社長による、僕へ突然の会社内異動が告げられた。

僕が当時勤めていた場所は、
香川県、高松市内の写真スタジオだったのだが、
本社はお隣の徳島県にあった。

家から近いから選んだ職場にも関わらず、
【修行に行ってこい】ということで、
徳島店での勤務が決まってしまった。

今考えると、それを予感させる出来事は確かにあった。

『徳島店で働いてみるで?』
『徳島店で勉強したらいんで』
『専務の隣にいると勉強になるぞ』

予感というか、ストレートに問いかけられていることに
今更気づく。

しかし俺も大人だ、
『はい、かしこまりました。ありがたき幸せ』
のような一般サラリーマンのような返答はしない。

「おいおい、家から10分で来れるから
この職場選んだのに、徳島?TOKUSHIMA?WHY?
何で俺が田舎に行かなきゃ行けないんだよ!!
Uh-huh!?(
๑•ૅㅁ)」

と、言うわけもなく。

誠実で真面目で、あんたは優しい子やと
おばあちゃんに言われて育った僕は
「分かりました」と快く承諾した。

しかし!!承諾した理由は2つあった。

①高松支店は店舗が出来てからまだ数年と浅く、
 働くスタッフの歴も若かった。
 それに対して、徳島本社のスタッフは
 キレキレの鋭い人が揃ってたので、
 その方が面白そうと思った事。


②会社の次期跡継ぎになるであろう、
 社長の息子さんが徳島本店を仕切っており、
 その人が更にキレキレだったので、
 そこで学べると面白そうと思ったから。

③給料上がりそうな予感がしたから。

つまり面白い人が揃っていたから、が理由だ。
決してお金じゃないぞ、決してな。

しかしだ、改めて問題が発生した。

そう、僕は毎日、
【徳島県に通勤しなくては行けなくなったのだ】

いいか、向こうに住むのではなく、、、

通うのだ!毎日!!


雨の日も、晴れの日も、パーティがある日も!!!_:(´`」 ∠):
(人生でパーティーに参加したこと無いけど)

なんて言う修行だ、
しかも無期限修行。
やるしかない。。。

という事で、

徳島での修行の日々が始まる事になった。

、、、そして、
徳島県へ通勤する僕の日々のルーティンがこちら↓↓↓

朝7:20には家を出て、高松支店へ向かい
会社の車に乗る。

(会社の車で通勤することになった)

そこからひたすら2時間程かけて
出勤し、仕事が終わると2時間かけて帰る。

-1日終-


この生活は2年ほど続いた。
始まったばかりの頃は、何だこの生活は!!
移動で往復4時間って何?( ´Д`)y━・~~
そんな日々を送っていた。

当然移動中の暇を潰すため、ipodで音楽を聴くが、、、
飽きる。
ラジオを聞いてみる事にした。
幸せのメソッド、おおかわりゅうほっ

うるせー!!!!

-人生終-

なんせ移動の間が退屈でしょうがなかった。
しかし、天は僕を見捨てなかった。

ラジオで色んなチャンネルをあさってると、
『OH! HAPPY MORNING』
という、JFN系列で放送されている
ラジオ番組を発見した。

パーソナリティに井門宗之・森藤恵という
コメディー要素のある2人の掛け合いが
すごく面白かった。

会社に到着する頃には
「あーー今いいとこなのに!」と、
すっかりラジオにハマっていた。

帰りは『SCHOOL OF LOCK!』という、
TOKYO FMをキー局にした音楽番組を聴いた。
音楽が好きな僕は、新しいアーティストの紹介や、
リスナーである高校生からの、
色々な悩み相談などなど

「仕事よりラジオを聞きたい」という
おかしなモードに入っていた。

そういえば、初めて『SCHOOL OF LOCK!』を聞いた時、
パーソナリティの「教頭」という役割を
担っていた人の卒業回だった。(ナニソレ

「初めて聞くのに卒業!?」と思いながら
感動の話につい目が潤んでしまった。
(初めて聞いたラジオなのに

あまりにもこの番組を聴きたすぎて、
わざと仕事が遅く終わるようにし、
ラジオ開始時間の22:00に車に乗って
帰るという日々に切り替わった。

新しく出会う人も、「写真撮るの好きです」より、
「ラジオ聞いてます」と言う人の方が
興味が湧いたのもそんな次期。

人生って何があるか分からない。

続く

photographer wally
Instagram : https://www.instagram.com/wally_k_clown

It's never too late to start.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?