Wall Of Graphic

僕にとって服を作るという事は
表現する事の
選択肢のうちの1つでした。

18年11月、るいと言う名前でインスタグラムに絵の投稿を始めました。
僕の描く絵のルーツは主に、
80年代のポップアートと、
ストリートアート【グラフィティだったり、ライティング、呼び方は様々ですがここでは、ストリートアートという言葉の方が理解がしやすいので今回はストリートアートと言うことにします。】
をルーツに持って絵を描き始めました。

最初は先人達の真似をしていろんな方法を試していました、街にステッカーを貼ったり、フェスの会場に絵を無断で貼ったり。色々やってみたけど、ある時これらは元々は海外のカルチャーだから同じ事を日本で日本人がやっても意味がないと思いました。

自分にとってのストリート、製作場所はSNSの中にあると気がつきました。

まず初めに僕がした事はグラフィックステッカーをみんなに配る事でした。
無料でSNSで声をかけて色んな人に配りました。
僕はこのステッカーを配る活動を記録するため
インスタ内のハッシュタグで
#Wall  Of Graphicと名付け投稿していくことにしました。
由来は1つのグラフィックでも、何個も集まればそれが壁になりもっと増えればそれは、カルチャーの名前になるだろう。という意味で付けました。
後は僕の大好きなロックンロールスターの曲から拝借しました。

なので最初はブランドの名前ではありませんでした。

音楽だってアートだって誰かが繋げないと後の世に残らないと思って、1人でも多くの人に自分の好きなカルチャーを伝えようと思っていました。

なぜ、洋服を作ろうと思ったのか

当時の僕はステッカーを配りながら絵を描いて売って生活の足しにしていました、ただこの絵は一点限りのものが多くて1枚1万円ほどでした。
ある時描いたものを洋服にすれば、1枚の値段が下げられて1人でも多くの人に手に取ってもらえると思いました。

19年の秋に初のポップアップストアで宇宙飛行士のロンTを作りました。
そして僕はこの洋服のに

"Wall Of Graphic"

と名付けました。

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