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君だけがわかってくれる

 ぼくのガラケーの登録名「弁慶が止まらない」くんは、仕事と趣味のお節介が高じて、ほんとうに休むとあちらの世界へ行ってしまいそうです。
 行動だけでなく、相当話好きのぼくも負けそうになるほど、言葉も次々と湧いてくるんです。

 ちなみに、彼は元整骨院で働いていただけあって、体の仕組みや動きについては専門知識をしっかりと持っていて、ぼくみたいな歳を重ねた障害者の多くが背負う二次障害についても、きちんと相談できる存在です。

 ずいぶん、カタく書いてしまったけど、体の硬直とおつき合いしながら何十年も生きていると、ねじれやずれから腰や肩やあちらこちらが悲鳴を上げるようになるんです。もっと怖ろしいのは、朝、目が覚めたら手足が動かなくなる場合もあるんです。
 意外とこういうことって知られてなくて、できること重視の考えかたがまだまだ残ってるけど、がんばることで体をすり減らして、寝たきり生活を早めていることもあったりして。

 ずっとここで書いてきたみたいに、他人さんにお願いすることって面倒くさいしねぇ。自分でがんばるほうがストレスもかからないって、介護される側が考えてしまうのも、痛いほどわかるわけで、複雑です。

 まぁ、そのへんのことを町の整形外科さんや、リハビリ関係の人には伝えていかないと、どうしても一般のお年寄りの方が中心になりますしねぇ。

 また、熱くなっってしまいました。いかん💗いかん💗
(なぜ、ここで💗かというと、気合を入れて書いてる自分へのご褒美とハグの代わりなんです。おまけの💗)

 さて、ここからが本題です。お待たせしました~。
 
 ぼく、思いついたことをベラベラとしゃべっちゃうから、ときどきキョトンとされたり、わかってもらえなかったりする感覚があるんです。

 またまた、シモの話なんですけど、便秘になるとオシッコも出にくくなるんです。
 ホントにコレ、誰に話してもキョトンとされたり、博学ヘルパーさんにも「理論的にありえない」なんて言われちゃったりして。
別にショックでもなんでもないんだけど、ホントにぼくだけのことなのか?心にひっかかってたわけです。

 そんなある日の午後、登場しました💗弁慶くん💗
(ここで弁慶くんの口グセを書いておくと、相手の話に共感や同調をするときは、言葉の頭にいきなり「ですねぇ~」とか、「ですよぉ~」をつけて、満面の笑顔で話すんです。ちょっと暑苦しいけど、ちょっとかわいらしい弁慶くんです💗)

 で、さっそく、便秘とオシッコの関係を話すと、「ですねぇ~」のあとに彼の説明を聞いたんですが、早口なのと専門用語が入って、ボケた脳みそのシワには刻みこまれませんでした。
 でも、わかってくれる存在がいて、ちょっとうれしかったなぁ~。

 文章を書くときのぼくの理想は、読み手に投げ出して終わることなんです。でもねぇ、結局、説教くさくなっちゃうんですよねぇ。
 余韻のあるものが書けるようになりたいなぁ。


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