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2026年完成予定のサグラダファミリアとは?

今から2年後の2026年に「サグラダ・ファミリア」のメインタワーが完成すると発表されました。

1882年に着工され、140年以上経った現在でも未完成のままでした。全体が完成するまでには2034年の歳月がかかると予定されています。

教科書で一度は目にしたことがあるこの建物は「完成しない」と言われ続けていました。それが私たちの生きてるうちに完成を迎えるとなると驚きですね。

サグラダ・ファミリアが完成するとどうなるのか、メインタワーとは何か、様々な疑問とともに簡単に紹介していきます。

サクラダ・ファミリアとは?

(c) ValeryEgorov

・罪を償う人のための聖堂

スペインのバルセロナにある巨大な教会です。罪を償う人たちの集まりである贖罪教会として1882年に着工しました。その後はスペインの建築家「ガウディ」が引き継いで今日に渡って建築が進められてきました。

・完成しない理由

ガウディの死後も弟子達が建築を進めてましたが内戦により設計図は焼失されてしまいました。正規の設計図を知るのはガウディ本人のみです。弟子たちは残されたガウディの資料や他の職人による伝えを頼りにするしか方法はありませんでした。この背景により、今日まで着工が進んでいました。

完成するとどうなる?

・2026年にメインタワー完成

© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família/

メインタワーとは、中央の白い部分でイエス・キリストの塔が完成することです。今より何倍も高くなる建築物となります。
完成には300年以上もかかると言われていましたが、その半分の歳月を経て、完成間近のところまできました。

・2036年に全体が完成

© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

今から12年後には全体の建物が完成します。現在の高さは140m。完成すれば172.5mの予定になります。
バルセロナの街のシンボルとして頭上に現れる日が待ち遠しいです。
大迫力の歴史ある建造物が完成するこの年は忘れられない年になることでしょう。

終わりに

140年以上もの建築を続けてきたサグラダ・ファミリアが2026年に完成が予定されます。昔の天才が残した建築物は完成不可能といわれてきましたが、未来人である私たちの手によりガウディと仲間たちの思想が築き上げられてきました。幾度の試練を乗り越えてきたサグラダ・ファミリアのお披露目はもうすぐそこまできています。




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